「XRPayment」がApp Store及びGoogle Play Storeで利用可能に
XRPでの決済を可能にするアプリケーション「XRPayments」がApp StoreとGoogle Play Storeで公開されている。同アプリを提供するXRPL Labsの創業者Wietse Wind氏は、自身のTwitterで同アプリがApp StoreとGoogle Play Storeで承認されたことを告知する内容のツイートを行った。
https://twitter.com/WietseWind/status/1118850687545303041
また、同氏のTwitterでは、XRPaymentsを操作している動画が公開されている。
https://twitter.com/WietseWind/status/1118855543962128385
このアプリを活用すれば、App StoreとGoogle Play Storeでコンテンツを販売している小売業者は、そのコンテンツの決済にXRPを利用することが可能となる。また、決済金額(送金金額)については、送金者自身が入力する仕様となっているようだ。
「XRPayments」の利用者が拡大することとなれば、XRPの決済に対応する店舗・企業が一気に増加する可能性も否めない。また、App StoreとGoogle Play Storeといった多くのユーザー数を抱える市場に、同アプリケーションが流布されたことは、XRPは ”信頼できる決済性をもった通貨だ” という認識へとつながっていくかもしれない。
XRPL Labsの取組み
XRPL Labsからは、「XRP Tip Bot」という投げ銭サービスも提供されている。
現在、「XRP Tip Bot」はTwitterやredditなどのSNSで利用可能となっている他、Skypeでも導入される可能性があるとの期待感も高まっている。
「XRPayment」や「XRP Tip Bot」は、仮想通貨(トークン)の特徴である「マイクロペイメント」を活用したサービスと言えるだろう。
「マイクロペイメント」の普及は加速していくのか
いまや、オンライン上に市場が形成されていくことは当たり前になりつつある。モバイル端末の発展も相まって、いつでも・どこでも、需要者と供給者はつながることができる。
仮想通貨の「マイクロペイメント」という特徴が活かされれば、今まで採算のとれなかった超少額送金も当たり前になり、オンライン上に形成された市場はさらにカタチをかえていくかもしれない。
もちろん、その利用が一般的となるには、”仮想通貨” 自体の信用が必要不可欠となるが、それも時間の問題なのかもしれない。
世界経済フォーラム(WEF)により「世界に大きな影響を及ぼす可能性が高い新興技術」としてブロックチェーン技術が取り上げられた2016年から3年。”仮想通貨” が形成する経済圏は着々とカタチ作られている。