コスチューム・プレイ(通称:コスプレ)は近年、世界中で爆発的な人気と成長を続けており、コスプレ市場は未完成ではあるが、コスプレに関するサービスやビジネスの展開が増加しています。
コスプレの市場規模については、CRI(チャイナ・リサーチ・アンド・インテリジェンス)の調査によると2017年にコスプレに関して費やされた費用は総額で「17.8億ドル(約2兆円)」にも上り、それに関連する経済効果の市場規模は「250〜500億ドル」なのです。
さらに、日本発祥のジャンルである「アニメ・映画(アニメ)・漫画・ゲーム市場」を合わせると総額1800億ドルの規模になるのです。これはアニメ市場ということになりますが、コスプレの文化は世界中人々のとってはまだ知られておらず、それを考えるとさらなる成長が期待できる市場と言えるでしょう。
今回は、コスプレに特化した日本初の仮想通貨トークンを使用したプロジェクトについて説明していきます。
COSPLAY TOKENの特徴・詳細|ブロックチェーン×コスプレプラットフォーム
- 通貨名:Cosplay Token
- 通貨単位:COT
- 総発行枚数:10億COT
- トークン規格:ERC-20
- 公式サイト:https://ico.curecos.com/
- ホワイトペーパー:https://goo.gl/rzJsQX
- Telegram:https://t.me/icocurewcosplay
- Facebook:https://goo.gl/n8gQY2
- Twitter:https://twitter.com/curecos/
- Medium:https://medium.com/cosplaytoken
Cure WorldCosplay(キュワワールドコスプレ)プラットフォームとは
ブロックチェーン技術を使用してトークンエコノミーを実現する仮想通貨プロジェクト「Cosplay Token」は、世界最大級のコスプレプラットフォーム「Cure WorldCosplay(キュワワールドコスプレ)」をメインとしてプロジェクトが進められます。
すでに「Cure WorldCosplay(キュワワールドコスプレ)」を使用しているコスプレイヤーおよびユーザーは世界中に存在しており、コミュニティーサービスとしてコスプレ市場で大きな立ち位置を確立しています。
実際に私たちも使用することが可能であり、プラットフォーム規模は次のようになっています。
- 会員数は72万人:72万を超えるユーザーが650万枚の画像を投稿
- 18ヶ国が参加:世界中に会員が在籍し、12ヶ国語対応の多言語プラットフォーム
- 43万にのフォロワー:Facebook25万・Weibo17万・Twitter1.3万のフォロワー
Cure WorldCosplayが目指すプラットフォームとは
プラットフォームを構築するに際して「自己発展的なコミュニティサービスを提供」を重要視しています。
世界中に存在しているコスプレイヤーは「プロを目指したい。ファンを増やしたい。世界中の人と交流したい。グループで共有したい。」など目的は様々です。
さらにコスプレイヤーのみではなく、それに関わるカメラマンや造形師などにも今回のCure WorldCosplayプラットフォームは重要なコンテンツであり、それに伴ってファンや、ユーザーは応援するという形でコスプレ市場の成長に繋がります。
コスプレに関する人々の需要と供給のバランスを「Cure WorldCosplay」によってバランスよくサポートし、それに加えてブロックチェーンを活用した「Cosplay Token」を提供することで、コスプレイヤーはもちろん、カメラマンや造形師、ユーザーまでもがコスプレ市場に関わりながら報酬を受け取ることができるのです。
では、「Cosplay Token」と「Cure WorldCosplay」を融合させたトークンエコノミーはどのように実現するのか?
Cosplay Token Economy(コスプレトークンエコノミー)
コスプレトークンエコノミーを実現する目的は様々存在しており、これまでのコスプレ市場の問題点とブロックチェーンを活用することでどのようなことを実現できるのでしょうか。
「Cure WorldCosplay」と「Cosplay Token」を活用することによって次の問題を解決することができます。
- 決済アカウントと支払いの簡易化
- ユーザーの収益配分の確立
- ブロックチェーンを活用した安心・安全なプラットフォーム
- コスプレイヤーの顕在化
- グローバルプラットフォームの情報対応
決済アカウントと支払いの簡易化
コスプレに関わる世界中のユーザーは、決済アカウントが限られているケースが多く、ビジネス活動を目的としたコスプレに関するユーザーは報酬や、支払いの問題を抱えています。
また、日本市場においてクレジットカードを使用するユーザーの数は減少しており、キャッシュレス手段を活用したとしてもマイクロペイメント(少額決済)や為替リスクなどの問題があるため、すべてのユーザーが安心に簡易的に決済アカウント使用することが難しいのです。
さらに、日本では多くの人々が銀行口座を保有していますが、海外には銀行口座を持たないユーザーが多く存在し、コスプレ市場はもちろんのこと様々な市場に参入できないケースが多いのです。
この世な問題を解決するために「Cosplay Token」と呼ばれる仮想通貨を使用して、世界中の決済をスムーズに実行し、ブロックチェーン技術で安全性を確保しながら、国際送金まで行うことができるのです。
ユーザーの収益配分の確立
世界的なコスプレ市場は成長を続けていますが、「写真の無断転用」「記事のコピー」「拡散コンテンツの不確立」などの問題によってコスプレに携わるコスプレイヤーやカメラマン、ライターは正確な報酬を受け取ることができず、プロになることはもちろん、コスプレを続けることが出来なくなることさえあります。
しかし、「Cure WorldCosplay」を使用することによって世界中のコスプレに関するユーザーは、「写真の無断転用」「記事のコピー」をブロックチェーンによって安全に著作権を確保することが出来ます。さらにスマートコントラクトを使用することによって自身が提供したコンテンツに対して、それに見合った報酬を受け取ることができます。
また、「拡散コンテンツの不確立」の問題に対しても、コスプレイヤーやカメラマンをオファーをする際に「Cure WorldCosplay」を活用することで本来の求めていた実力を発掘することに繋がります。
ブロックチェーンを活用した信頼・評価プラットフォーム
コスプレ市場では1つのコンテンツを提供するまでにコスプレイヤーとカメラマンが必要不可欠となります。コスプレ市場が成長するとともに、コスプレイヤーとカメラマンなどの関係者とのトラブルが発生しており、大きな問題として挙げられています。
さらに、コスプレイヤーはSNSを使用するケースが多く、安全に守られていないコンテンツを使用することでセクハラを受ける事例が発生しています。
また、先ほど説明したコスプレイヤーやカメラマンをオファーをする際の問題点や、実際に契約が成立したのち、その約束を守らなかったとしたトラブルも発生しています。
しかしブロックチェーンを活用することによって、契約によるトラブルの改善はもちろんのこと、コスプレイヤーに対してセクハラをしたユーザーをブロックチェーン上で特定することもできます。これらのブロックチェーンの活用は、問題後の解決策として使用されることや、セクハラなどの防止策としても有効とされています。
コスプレイヤーの顕在化
コスプレイヤーは多くのユーザーを惹きつけるために工夫を凝らし、時間と費用をかけて素晴らしい作品を提供しています。しかし、これらの作品が金銭的に評価されることは難しくなり、多くの作品を提供することが困難な状況へ置かれています。
またユーザー側も、潜在的な価値に気づいているのにも関わらず、それを伝えるコンテンツが存在していないため、コスプレイヤーもユーザーも本当の価値を伝えれないことがほとんどです。
「Cure WorldCosplay」では、トークンである「COT」を活用し、作品を提供したコスプレイヤーに対してトークンで評価できる仕組みを確立します。さらに、コスプレイヤーだけでなく、ユーザーに対しても、そのコスプレイヤーの作品を記事や拡散によって発掘した場合、トークンを受け取れる仕組みがあります。
グローバルプラットフォームの情報対応
冒頭で説明したように現在、世界最大級のコスプレプラットフォーム「Cure WorldCosplay」は、18の国と12ヶ国語、47万人のユーザーを抱えています。
それに加えて、世界では多くのコスプレイヤーが作品を提供するイベントがあり、それらの情報量と質に関してはいまだに多くの課題を残しています。また、ユーザーが欲しい情報もコスプレと呼ばれる分野だけでなく、「アニメ・漫画・オタクイベント」など多岐にわたります。
このように様々な分野における情報を、正確に提供したり各国の言語に合わせた情報を提供するファンアクティビティーへの評価がされておらず、課題のひとつとなっています。
ユーザーは「Cure WorldCosplay」が誇るユーザー数や世界中の国に対応している点を生かし、それらの情報に対して翻訳を行い、共有することによって世界中のユーザーが正確で新鮮な情報を受け取ることができます。
これらのユーザーによる活躍に対して情報提供者および翻訳をしたユーザーに値して評価をつけるシステムを導入し、両方ともに評価に応じたインセンティブを受け取れ仕組みを提供します。
Cosplay Token(COT)&Cure Player Coin(CPC)について
プラットフォームCure WorldCosplayには「COT」を含めた2種類のトークンが流通します。
2種類のトークンを採用することで「コスプレイヤー」「コスプレ関係者(カメラマン、造形師など)」「ユーザー」での報酬システムを円滑に使用することができ、コスプレイヤー個人の価値を具現化および可視化することができるのです。
- COT:Cosplay Token
- CPC:Cure Player Coin
1.Cosplay Token(COT)
Cosplay Token(COT)は、プラットフォームCure WorldCosplayのユーティリティトークンとして機能しています。コスプレイヤーが個人のオリジナルトークンを発行する際に使用され、COTは世界中の仮想通貨取引所で売買するすることができ、具体的には次のような役割を果たします。
①決済:プラットフォームCure WorldCosplay内で発生する取引に必要な基軸通貨となる。
②準備金:コスプレイヤーがオリジナルトークン(CPC)を発行するための準備金となり、各CPCトークンの価値担保機能となる。
2.Cure Player Coin(CPC)
Cure Player Coin(CPC)はコスプレイヤーが発行することができるトークンであり、自らのアイディアや作品に対して付加価値を想像し、ビジネスや経済活動を推進するために使用されます。(※ CPCはコスプレイヤーでなくとも発行することはできます。)
また、プラットフォーム上で流通するCPCのトークン表記は、誰がどのようなトークンを発行しているか判別できるように「●●COT」と表記されます。
例としてNEXTMONEYがトークンを発行する場合、「NM COT」と表記され、プラットフォーム上で売買、ユーザーはグッズを購入をこのトークンで行うことが可能です。
CPCはユーティリティトークン「COT」を保有していれば誰でも発行することができ、全てのCPCは世界中の仮想通貨取引所で売買することはできず、プラットフォーム「Cure WorldCosplay」で流通することとなります。
しかし、これでは発行されたトークンの流通性が不十分となります。これについてはCPCトークンは「Smart Token」の性質を持ち合わせているため、トークンに関する需要を停滞させることなく流通・使用することができます。
Smart Tokenでは、発行者が必要となる準備金(COT)を準備し、専用のスマートコントラクトを通じて自由にトークンを発行することができます。そして、発行されたCPCトークンは、購入・売却(清算)時にトークンの価格・総発行量、必要とする準備金が計算により自動的に決まります。
Cure WorldCosplayでのトークンフロー
発行されたCPCトークンはコスプレプラットフォームCure WorldCosplay上で次のような流れで発行・流通します。
下記の図では3種類の関係者が次のような意味で登場しています。
- Player:コスプレイヤーやカメラマンなど、サービスの提供を通じて対価を得る人々
- User:Playerが提供するサービスを利用(閲覧、イベントの参加など)する人々
- Angel Investors:新規コスプレイヤーなどの活動を主に金銭面から支持する人々
- Playerが取引所からCOTを購入する
- PlayerはCureプロトコルを介してオリジナルのPlayer Coin(CPC)を発行します
- PlayerはオリジナルコインをUserやAngel Investorsへ販売する
- PlayerはPlayer Coin数を指定した限定コンテンツの配信や招待制イベント等を行うことができます
- Userは選択した異なるPlayer CoinをCureプロトコルを介してCOTで購入
- Player Coin保持者はCureプロトコルを介して他の異なるPlayer Coinと交換
- 他Playerとコラボレーションした場合はスマートコントラクト上の評価に基づき、分配されます
オリジナルトークン(CPC)の発行方法
Cure WorldCosplayプラットフォーム上でCPCトークンを発行することは誰でも可能ですが、ユーティリティトークン「COT」を準備する必要があります。
次の手順を行うことで誰でも簡単にCPCトークンを発行できます。
- COTを購入
- Cure WorldCosplayプラットフォームで、Cureプロトコルを介したスマートコントラクトへCOTを送る
- 送ったCOTは自分のPlayer Coin(CPC)の準備金とされ、初回のPlayer Coin(CPC)が届く
- 自分のPlayer Coin(CPC)に、これまで発行されていない名称「●●COT」をつける
以上の手順でPlayerはオリジナルトークンをCure WorldCosplayプラットフォーム上に発行することができます。
このようにコスプレイヤーは仮想通貨取引所やプレセール、ICOで購入したCOTトークンを準備金とし、指定のスマートコントラクトへ送金、この準備金は「COT準備金」と呼ばれてます。また、「Cureプロトコル」は仮想通貨Bancor(バンコール)と同様の計算式によってトークンの価値や準備金が変動します。
COTとCPCの使用例(NEXTMONEY)
NEXTMONEYがトークンをプラットフォーム上でPlayerとして使用する際はこのようになります。
- NEXTMONEYが「worldcosplay.net」にてショップを開設。オリジナルトークンCPCを発行。
- Cure WorldCosplayプラットフォームでNEXTMONEYがCOTをCureプロトコルに送り、「NM COT」を発行。スマートコントラクトがNEXTMONEYに初回の「NM COT」を送る。
- NEXTMONEYがショップにて「NM COT」を使えるようになる。NEXTMONEYはNM COT保有者へインセンティブをつける。
- NEXTMONEYのファンがCureプロトコルにCOTを送り、「NM COT」を受け取る。
- ファンは「NM COT」でNEXTMONEYの商品を購入したり、保有することで支持を表明したりNEXTMONEYへのチップに使う。
COT準備金・CPC枚数・供給の計算方法(NEXTMONEY)
NEXTMONEYがトークンを発行する際の「COT準備金」や「Cureプロトコル」、供給は次のような手順・計算でプラットフォーム上にトークンが流通します。
- NEXTMONEYが「NM COT」を発行するため、固定準備金率を20%にし、200COTを準備金。これによりNEXTMONEYは1000KNCOTを発行。
- 「NM COT」の初回価格はCOT準備金ファンドと固定準備金率に基づき決まる。
- ファンが200COT分の「NM COT」を購入しようとすると「NM COT」が1つ購入されるたびに価格変動が起き、前述の④の方程式を使って受け取る「NM COT」の枚数が決まる。
- 「NM COT」の価格は供給が増えるほど上がる仕組みになる。
コスプレプラットフォーム「Cure WorldCosplay」の今後
- Cure WorldCosplay公式アプリの開発
検索やフォロー、チップ、チャット機能を備え、COTやCPCを保有するウォレット機能を追加。 - デジタル会員証の発行
ブロックチェーンに裏付けされたデジタル会員証を作成。 - 違法画像の対策
違法画像(過度な露出など)の対策として、AIでサイト内を自動巡回し、削除警告を行う。 - 新しいコスプレの楽しみ方
コスプレが音楽やダンスなどと融合しているなか、ベント会場にて「Cure Cosplay Collection」に普及に取り組む。 - 言語対応
世界中のコスプレイヤーやユーザーの言語を繋ぐ。 - SNSの運用拡大
今後ともSNSの連携を通じて新規顧客の獲得。
ロシアの大手SNS「VK」や、アメリカで人気の「Pinterest」での運用を予定。 - 二次創作可能な作品との連携
二次創作が可能な作品との連携を進め、新たなコミュニケーションツールを構築。 - コンテンツホルダーの新しい収益源への貢献
Cure WorldCosplayにコンテンツホルダー登録した企業は、自社のキャラクターが利用(コスプレされたキャラクター)され、Playerが作品で収益を上げた際に一定の料率に基づき収益を配分される。 - ダイバーシティへの取り組み
世界中からコスプレやオタク文化好きな仲間が集まることを目的とし、リモートワークで参加も可能なボランティア· アルバイトの募集からスタートする予定。 - プラットフォーム改修
スマートフォン、PCのUIデザインを改善し、ト ークンエコシステムに必要な機能を実装。 - コスプレのニーズをサポート
ゲーム会社やコンテンツホルダーからの公式コスプレイヤーやイメージコスプレイヤーとしてのキャスティングされた際のサポート。 - 世界のオーガナイザーとの取り組み
世界各国で開催されているイベントなどをWorldCosplayでキャスティング。また、CPCをオーガナイザーが発行し、オリジナルトークンを入場券の代わりに利用できるようにする。 - コスプレを世界へ
コスプレイヤーの才能をアピールし、コスプレステージの企画や、運営、TV出演などコスプレを世界に発信。
チーム / アドバイザー
- ファウンダー, CEO
大学卒業後、株式会社USENに入社し新人MVPを獲得。インフラから動画、クロスメディア等の多数の新規事業の立ち上げを経験し、現ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社を経て、アメリカ外資系スタートアップのスマートフォンゲーム向け動画シェアサービスを事業とするKamcord Japanの日本法人設立及び事業運営行う。Kamcord在籍時にアメリカ人のエンジニアがコスプレやアニソンが大好きな人が多い事やブロックチェーン技術に可能性を感じ、2017年2月に株式会社キュアを設立し代表取締役就任。
- 株式会社テコテック ファウンダー&代表取締役社長
証券決済システムや投資管理のネットサービスなどFintech関連の開発·運営実績多数。近年は、ブロックチェーン技術開発に力を入れており、仮想通貨取引所の開設·運営も経験。自らもブロックチェーン·ウォレットの実装も手がける。本プロジェクトにも
初期から参画し、ICOプロセスのアドバイスから技術サポートまで全ての工程に携わる。
・ブロックチェーン推進協会(BCCC)会員企業
・一般社団法人日本ブロックチェーン協会(JBA)賛助
- LocalCoin 共同創立者 & 最高技術責任者
Bancorプロトコルの開発者であり、テクノロジー実業家として15年以上活動している。現在はBancorプロトコルの推進するソフトウェアの開発会社であるLocalCoinの最高技術責任者としてチームを監督している。LocalCoin社の共同創設者でもあ
り、LocalCoin社の前では、Mytopia社、Particle Cose CodeやAppCoinの共同創設者及びCTOを担当。