Azbit(アズビット)の詳細・特徴とは?

Azbit(アズビット)の詳細・特徴とは?

仮想通貨市場は現在、多種多様なトークンや取引所、ウォレットなど、ブロッックチェーン技術を基盤としたサービスが数多く使用されています。

このように様々サービスが誕生することによって、ユーザーや投資家は選択肢は増加しています。しかし、これらの向上した技術やサービスを使用することができる反面、「どのサービスを信用に足るのか」「どのプラットフォームが安全なのか」を見極める必要があります。

また、それらのサービスに類似するコンテンツを使おうとした際に、自身のアカウントが対象外になっているなど、それらのコンテンツに対応していないことから、利便性が損なわれるケースが今後の問題として挙げられています。

そして今回の解説する統合型プラットフォーム「Azbit(アズビット)」では、全てコンテンツを一つのエコシステムで使用することができるのです。Azbitはスイスの金融ライセンスを取得を目指しており、ブロックチェーン技術を活用した投資銀行を提供する「Azbit(アズビット)」について解説していきます。

Azbit(アズビット)の特徴・詳細

これから紹介するAzbit(アズビット)の記事は、トークンの購入催促の記事ではございません。仮想通貨投資はご自身の適切な判断のもとお願い致します。

Azbit(アズビット)は、これまで長年使用されてきた金融サービスを、最先端技術であるブロックチェーンを導入・活用することで様々なサービスやコンテンツを進化させた状態で提供します。

仮想通貨・ブロックチェーンプロジェクトや、企業および個人ユーザーのための金融サービスの提供、投資商品へのアクセスなど、ブロックチェーンや仮想通貨に関するサービス全てを提供するプラットフォームとなります。

補足情報
Payment Institution license (No. 05259894)と呼ばれる、EUにおける仮想通貨交換業ライセンスを取得。また今後、アジアやアメリカでも仮想通貨交換業としてのライセンスを取得予定である。
2020年第1四半期には電子決済および銀行サービスの開始を予定しており、今後、スイスやチェコ、ポーランド、マルタの銀行業ライセンスの取得を予定している。

Azbitとは?

独自の取引所のローンチを予定しているAzbit(アズビット)は、取引所プラットフォーム内で様々な金融商品のトレードが可能になることを予定しています。

提供するコンテンツは、利用するユーザーによって幅広く対応しており、企業や個人に対して法定通貨をベースとした銀行サービスを提供。それらはブロックチェーンベースで開発され、これまでのFXや株式マーケットも提供します。

また、トレーダーに対しては、プラットフォームとして様々なトレーディングツールを提供予定しており、例として成果を残しているトレーダーのポートフォリオをコピーして投資ができるツールや、人気のある通貨を取引できるようにするトレーディングツールを提供します。

さらには全ての仮想通貨ユーザーに対して、ユーティリティやSTO(セキュリティトークン)のトレードサービスを提供。アメリカ・ヨーロッパ・アジアで必要な登録を取得後、規制に沿った運営を目指しています。 

Azbitのサービス構成

Azbit(アズビット)のプロジェクトは、ブロックチェーンベースの銀行業務が中核要素となります。ユーザーや投資家は、従来の株式や外国為替、オプションなどを仮想通貨市場での取引など、簡単にアクセスすることが可能となります。

またAzbitの主力サービスおよびコンテンツなどは、以下の内容で構成されます。

  • 銀行業務と決済業務
  • 仮想通貨(ユーティリティ・セキュリティトークン)や株式の取引所
  • 投資プラットフォーム
  • Azbit.IDという様々な金融サービスにアクセスするための認証サービス

マルチな取引プラットフォーム

Azbitのユーザーは、「仮想通貨/仮想通貨」と「仮想通貨/法定通貨」のペアにフルアクセスすることができます。
限られた預金を持つトレーダーは、レバレッジ取引(最大5倍を予定)を活用し、潜在的な仮想通貨以外の投資家からの興味を引き出し、利益を増やすことが可能になります。

投資プラットフォーム

Azbitは、CopyTrade(コピートレード)、ShareTrade(シェアトレード)、Portfolio Management(ポートフォリオマネジメント)の複数層の投資アカウント・ツールを提供します。
初心者ユーザーは主要なトレーダーの取引をコピーすることができ、経験豊富なトレーダーは、投資家を引き付けることによって彼らの資本増加を手助けすることがができます。

CopyTrade(コピートレード)
CopyTradeアカウントはトップトレーダーの取引をコピーすることを可能にします。
ShareTrade(シェアトレード)
ShareTradeアカウントにより、投資家はトップトレーダーに資産を運用してもらえることができます。
Portfolio Management(ポートフォリオマネジメント)
ポートフォリオ管理は、最も収益性の高い通貨ポートフォリオに投資することを可能にし、トップトレーダーは追加費用なしで投資家を引き付けることによって取引資本を増やすことができるでしょう。

AZBIT.ID(セキュリティシステム)

AZBIT.IDでは、統一的な登録と認証に基づくシステムを構築し、すべてのAzbitユーザーへのサービスを高速で安全なアクセスでクライアントに提供します。標準的なセキュリティシステムである2要素認証システムが採用され、 iOSとAndroid用のアプリもリリース予定です。

AZ.WALLET

AZ.Wallet(ウォレット)は、コールドストレージ(銀行レベルのセキュリティを備えたウェブから孤立したオフラインサーバー)へ暗号化された銀行インフラストラクチャを使用します。

デジタル決済

Azbitのデジタル決済は、銀行振込およびVisa/MasterCardのクレジットや、デビットカードを介して、仕事とサービスのための高速で安全なデジタル決済を提供します。

AZ.CHAIN

AZCHAIN(AZチェーン)はセキュリティ、スケーラビリティ、および分散化という一般的な問題を解決するために、独自のブロックチェーンネットワークの開発に取り組んでいます。

AZ.STOCKS

ユーザーは、リアルタイムの価格や50以上のテクニカル指標を含むライブチャートを含む、伝統的これまで使用されてきた株式市場での取引にアクセスすることができます。

独自通貨「Azbitトークン(AZ)」について

Azbitトークンは、プラットフォーム構築の一環として、仮想通貨市場の資金調達方法であるICO(イニシャル・コイン・オファリング)にてAzbit(AZ)トークンを発行します。

AZトークンは、以下の目的で使用されることを予定しています。

  • 銀行手数料を支払う
  • 投資プラットフォームの手数料の割引
  • 商品購入の支払い
  • 分散型交換モジュールによる流動性の確保

取引所での手数料の割引は「初年度75%/2年目の50%/3年目の25%/4年目の10%/2023年5月12日以降は5%に固定」となります。また、Azbitは買い戻しの権利を持っており、買い戻したトークンは焼却(バーン)されます。

Azbitトークン保有による収益分配

AZトークンは、スイスで登録された会社であるAzbit AGの株式がトークン化されており、200,704AZを1株として設定、合計2,000,000株を発行しています。すなわちAZトークン保有者は自動的に株主になるのです。

将来的には、AZトークン保有者はプロジェクトの純利益の75%を配当金として毎月エアドロップが支払われる予定です。また、財務状況の報告による透明性は、3ヶ月ごとに行われるスイスの監査によって保証されます。

もちろん投資家は「azbit.com」で監査結果を必要な時に確認することができ、必要な書類は一般ユーザーにも公開されます。

ライセンスと公的な承認

Azbitトークンは、米証券証券取引委員会(SEC)で既に承認されており、米国の認めた投資家に対してAZトークンを販売することを許可しています。

さらに7つの欧州連合で支払いを処理するための小規模支払い機関のライセンスをすでに取得しています。次の段階では、ヨーロッパの銀行免許を取得することを予定しています。

Azbit(アズビット)の強み

Azbit(アズビット)は既に、仮想通貨の主要コミュニティとして活用されるテレグラムは、約24000人と活発なコミュニティ形成が構築されており、独自の取引所も近日オープン予定です。

また世界的に有名な「Bitcoin,com」と提携を済ませており、さらには同プラットフォームの創設者兼CEOであるロジャー・バー氏がアドバイザーとして参加しています。

セキュリティ

仮想通貨関連のサービスには、そのレベルに適したセキュリティ対策や技術が必要不可欠です。

悪意あるハッカーからのハッキングや、それらのプロセスで盗難される情報の漏えいなどのリスクは常に付きまといます。年1月のコインチェック取引所のハッキング事件では、マルチシグのセキュリティを使用せず、ユーザーの資金をホットウォレットに入れるという判断の結果、大量の資金がハッキングされています。

Azbitでは、ITや金融に対して経験豊富なサイバーセキュリティの知識を基に、ハッキング攻撃と実行可能な保護システムの詳しい分析を行います。

また、Azbitはブロックチェーンベースのサービスを提供するため、Bloxyという実績のある会社でスマートコントラクトの監査を行なっており、スマートコントラクトに重大なバグやセキュリティ上問題がないかをチェックを完了させています。

DEX(分散型取引所)

Azbitプロジェクトが構築するプラットフォームとして構想として「DEX(分散型取引所)」があります。このAzbitのDEXでは、イーサリアムのERC-20ベースのプロジェクトトークンの上場を簡単な手続き可能にします。

プロジェクトは、自身が発行するトークンをDEXに上場させるためにAZトークンを購入。DEXプラットフォームのスマートコントラクトに従って手続きを行うだけでプロセスの短縮を実現し、本来の評価に基づいた健全な上場プロセスとトークンの評価を得ることができます。

トークンバランス(ICO)

Azbit(アズビット)のプロジェクトは既に、大手仮想通貨取引所Bitforex(ビットフォレックス)の取引所の資金調達方法「Bitforex Turbo(IEO)」にて4,000万円を調達しています。

また資金調達のソフトキャップおよび、ハードキャップの設定金額は以下のようになっており、ソフトキャップについては既に達成しているようです。

資金調達金額
  • ソフトキャップ:6億円
  • ハードキャップ:20億円
資金用途
  • 20%:マーケティング(広告・トークンプロモーション・上場費用)
  • 25%:流動性の確保
  • 20%:プラットフォーム開発
  • 15%:ライセンスを発行するためのデポジット
  • 15%:不測の自体に対する対応
  • 05%:法的対応・ブロックチェーン監査やライセンスの維持コスト

また、3ヶ月ごとにAzbitプラットフォーム全体の収益から「2.5%」が慈善団体や社会的な寄付に寄付されます。資金はAzbitの下でブロックチェーン技術を使用して収集。財団、非営利団体に寄付され、寄付金額に関する透明性が確保され資金がどこに寄付されるかがわかります。

寄付先は、病気の子供たちのための治療をする団体や運営、臨床的医療サービスをサポートされる団体などであり、寄付先についてはプラットフォーム上でユーザーの投票によって決定されます。

ロードマップ

  • 2017年第1四半期
    欧州(チェコ共和国)での支払機関(SPI)のライセンスを取得
  • 2018年第2四半期
    ICOキャンペーンウェブサイトAzbit.comを立ち上げ2018年ブロックチェーンカンファレンスコンセンサスでAzbitを発表
  • 2018年第3四半期
    プライベートセールキャンペーン(2018年9月1日 – 2018年9月30日)
  • 2018年第4四半期
    管理モジュールのデモ起動
    ICOキャンペーンのメインフェーズ(2018年12月1日 – 2019年3月31日)
  • 2019年第2四半期
    メジャーな取引所に上場/Azbit暗号通貨の発行/取引所開設
    Azbit.IDリリース
  • 2019年第3四半期
    伝統的な取引市場(外国為替、株式など)を開設/分散型取引所開設/「AZ /ミラースマート契約リリース」
  • 2019年第4四半期
    Azbit取引所での証拠金取引の開始/投資プラットフォームの開始/シェアトレード、コピートレードアカウントとポートフォリオアカウントが利用可能/加盟組合およびパートナー向けのAzbit White Labelプラットフォーム発表/アルゴリズム取引とアルゴマーケットサポート開始
  • 2020年第1四半期
    セキュリティトークンの代替取引システムモジュールを開始
  • 202年第4四半期
    ヨーロッパの銀行業務の開始ブロックチェーンビジネスや個人向け法定通貨支払いの開始

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