AIS-X(エーアイエス/AIS)の特徴・詳細とは|モンゴル発のハイブリッド金融型仮想通貨取引所
世界各国に仮想通貨取引所は存在しているが、各取引所ごとの特徴やその国の文化を活用した方法で運営をしています。
取引所の特徴は様々であり、セキュリティを重視した取引所や、トークンを多く取り揃えている取引所、トークンの販売を中心とした取引所など、世界中のユーザーのニーズに合わせたサービスを展開しています。
そして、今回紹介するAISプロジェクトは、国際的な銀行や証券会社などと提携を行い、ダブルマイニングと呼ばれるAISプロジェクトならではの「ハイブリッド金融型仮想通貨取引所」としてプラットフォームおよびトークンを展開しています。
AISの特・詳細
- 名称:AIS-X
- 通貨単位:AIS
- トークン規格:ERC
- 公式サイト:https://ais-x.io/
- ホワイトペーパー:https://ais-x.io/AIS_WhitePaper20190320.pdf
- Telegram:https://t.me/aisofficial
- Twitter:https://twitter.com/aisx_official
- Facebook:https://www.facebook.com/AISXOFFICIAL
仮想通貨取引所「AIS-X」
AISトークンおよび、AISのプロジェクトをより理解するためには仮想通貨取引所「AIS-X」を理解する必要があります。
AISはAlternative Investment & Securityの略であり、仮想通貨取引所(以下:AIS-X)として2019年3月からモンゴルで運営開始される予定です。
AIS-Xは、仮想通貨市場が盛んなモンゴルを拠点とした仮想通貨取引所であり、主要銀行との提携や独自のマイニングシステムである「ダブルマイニング」の採用、AIコンシェルジュを導入しているなど、最先端プラットフォームとして事業展開をしています。
また、主要銀行との提携やダブルマイニングなど、最先端プラットフォームとしての役割はもちろん、セキュリティに関しても一流です。
- 二段階認証
- マルチシグ
- パスワード強化チェック
- パスワードロック機能
- コールドストレージ
- ログインメール機能
知名度に関してもAIS-Xは、世界的メディアであるAP通信社やBisiness Wire、Financial Postなど各国の有名メディアで紹介されており、これらの技術やサービスに関して非常に注目度の高いプロジェクトとして知られています。
取引所トークン「AIS Token」
世界各国の取引所が導入している取引所トークンですが、AIS-Xもその取引所トークンを最大限に活用し、様々な方向からのアプローチでトークンのブランドを訴求します。
主なトークンの価値として以下の2つが代表的なメリットとなるようです。
- 取引所収益の分配
- ダブルマイニングによる収益分配
取引所収益の分配
取引所収益とは、ユーザーや投資家がプラットフォームである「AIS-X」を利用した際にかかる、手数料や販売手数料、広告収入などの取引所業務において得た収益を、AISトークンを保有しているユーザーおよび投資家に分配することです。
取引所収益分配によって、AISトークンを保有しているユーザーはAISトークン自体の価格上昇はもちろん、取引所としての認知度まで上昇するため、双方にとってメリットのある方法でしょう。
ダブルマイニング
仮想通貨市場では「マイニング」という言葉をよく聞くと思いますが、「ダブルマイニング」というワードやそのアイディアは世界初となります。
この「ダブルマイニング」では、以下の2つの要素を1つの取引所が行い、その収益に関してもAISトークンを保有しているユーザーおよび投資家に分配される仕組みになっているのです。
- 仮想通貨マイニング
- 資源マイニング(金、銅、レアメタル)
仮想通貨マイニング
仮想通貨マイニングをその名の通り、マイニング機器を使用した仮想通貨をマイニングするプロジェクトとなります。
取引所としては珍しいですが、マイニングという部分だけであると世界各国の企業が仮想通貨市場へとマイニング事業で参入しています。しかし、マイニングを行うには膨大な電力が必要となり、仮想通貨市場の価格が低迷すれば、ハッシュパワーや電力に対するマイニング量の関係によって事業が継続できないケースも多いのです。
AISプロジェクトでは、モンゴルならではの「消費電力の安さ」に着目しており、マイニングに必要な電力を大幅にカットすることができます。
モンゴルの電気料金の安さは日本の約5分の1と、非常に低価格であるため、マイニングに適した環境で仮想通貨マイニングを行うことが可能となります。
資源マイニング
ダブルマイニングの要素として、最も注目されているのが「資源マイニング」です。
資源マイニングでは、従来の仮想通貨業界で行われているマイニングとは大きく異なり、現実に存在する鉱物をマイニングするプロジェクトなのです。
モンゴルの広大な土地には、まだ発掘されていない膨大な地下資源が眠っており、AISプロジェクトでは同国モンゴルで鉱物に関する企業と提携を行い、資源マイニングの企業を設立することを予定しています。
主にマイニングする鉱物には「金・銅・石灰・レアメタル」などがマイニングされ、これらの資源マイニングで得た収益もAISトークンを保有しているユーザー、投資家に分配される仕組みとなっています。
主要銀行との提携
NI Bank(National Investment Bank of Mongolia)
- 業務提携:2018年7月20日
NI Bankは、日本にも拠点を置くモンゴル有数の主要銀行であり、提携によってAIS-Xと法定通貨の交換が向上するのです。また、AIS-Xに登録することでNI Bankでも口座開設が可能となり。NI Bankが発行するデビットカードの発行、さらには、世界中で法定通貨の出金が可能となります。
主要銀行の提携はこれらの通貨の交換や口座開設などの利便性のみではなく、セキュリティ面でユーザーへ安心感を与えるなどの効果もあります。
National Securities(ナショナルセキュリティーズ )
- 提携:2018年11月23日
National Securities(ナショナルセキュリティーズ)は、IPO主幹事になることができるフルライセンスを保有した証券サービスとして運営を行い、外資系企業のモンゴル株式市場への上場(IPO)サポート事業などを計画しています。
提携によって将来的には、AISトークンから株や、FX、債権などのトレードを行うことも可能となり、フィンテック分野全般での活躍が考えられます。
EFS(Express Finance Service)
- 提携:2018年11月23日
EFSは元NI Bankグループのノンバンク(銀行などの融資資金で余震業務を行う機関)であり、モンゴル国内をメイン融資業を行っています。
今回の提携によって、通常の融資はもちろん、新規サービスとして「AIS-Xを窓口に仮想通貨を担保とした融資業務」を行う予定です。
V-NEXT
- 提携詳細交渉中
V-NEXTは日本企業向けのソフトウェアを開発する企業で、近年はAIの研究開発、ブロックチェーン開発も展開しています。過去には「2018年度ベトナムIT企業トップ50」に選出。さらには、「インダストリー4.0企業(IT分野)トップ10(2018年)」に選出されており、提携によってAIとAIS-Xの開発に着手する。
SHARYN GOL.Inc
- 提携交渉中
Sharyn Gol JSCは、2015年のthe 19th “Entrepreneur-2015”にて、モンゴルのトップ企業として表彰されています。これについては新しいワーキングプラントの導入、鉱業部門への大きな貢献、または国家への納税額や社会的責任の実現により、鉱業部門へもっとも貢献したことが表彰された理由だと言います。
提携によって、資源マイニング事業の領域で活躍することが考えられ、「ダブルマイニング」の一角である資金マイニングにおいて大きな影響が考えられています。
多様なサポート機能
AIコンシェルジュ
取引所AIS-Xでは「AIコンシェルジュ」と呼ばれる、AIによる24時間体制のサポート機能が実装されます。
この「AIコンシェルジュ」では、ユーザー別の行動特性分析を行い、ユーザーにあったAIコンシェルジュを選定することができます。24時間体制でのサポートや、AIを駆使したアドバイスを行ってくれるため、投資に関する具体的なアイディアやアドバイスが提供されます。
AIコンシェルジュに関する詳細はこちらの動画でご覧ください。
SNS & チャット機能
取引所AIS-Xには、世界各国のユーザーが使用しているSNSコンテンツ「Twitter,、Facebook、Instagram、Telegram」などの主要SNSサービスと連携することが可能となり、AIS-Xユーザーは簡単にリンクのシェアすることができます。
またAIS-Xには、「チャット機能」が搭載され、他の媒体を試乗することなく、リアルタイムでユーザー間で情報をシェアすることができます。
これによってAIS-Xプラットフォーム内でのリアルで生きた情報を共有することができ、AIS-Xが多くのユーザーに使用されることとなれば、世界中の仮想通貨に関する情報を共有することが可能となります。
ロードマップ
- 2018年01月:人間行動特性分析
- 2018年01月:ライセンス取得/ AIプログラミング開始
- 2018年07月:NI銀行とのMOUの締結
- 2018年09月:統括するNIEXの設立
- 2018年09月:モンゴルのAISプロジェクトの法人組織
- 2018年10月:プレセール
- 2018年11月:仮想通貨マイニング開始
- 2018年11月:国際とのMOUの調印
- 2018年11月:EFSによるMOUの署名
- 2018年12月:AIコンシェルジュソフトウェアαEXAM
- 2019年03月:モンゴルでの仮想通貨取引所の設立
- 2019年04月:AIS-Xの事前オープン/事前登録
- 2019年06月:AIS-Xのグランドオープン
- 2019年07月:クラウドセール
- 2019年09月:資源マイニングの開始
- 2019年09月:AIコンシェルジュソフトウェアβEXAM
- 2019年11月:AIコンシェルジュソフトウェアを発表