仮想通貨取引所ビットフィネックス、独自トークン「LEO」を5月20日に取引スタート
テザー社が発行するステーブルコイン「USDT」の裏付け資金問題などで注目を集めている仮想通貨取引所BItfinex(ビットフィネックス)は18日、10億ドルもの大規模な資金調達を完了させ、新規トークンとして「LEO(UNUS SED LEO)」を、同プラットフォーム上に上場させると発表した。
同プラットフォームでの取引スタートは、今月20日17:00(日本時間)を予定しているようだ。
また新規トークンである「LEO」は、仮想通貨市場の新たな資金調達方法であるIEO(イニシャル・エクスチェンジ・オファリング)を使用して資金調達が行われた。同プラットフォームにてこのIEOが成功し、10億ドルの資金調達に成功している。
また、取引ペアについては、以下の仮想通貨との取引が可能である。
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- ドル(USD)
- テザー(USDT)
- イオス(EOS)
取引所ビットフィネックスおよび、ステーブルコインUSDTを発行するテザーは先月、NY州の司法長官より、8億5100万ドルの裏付け資金を混在した使用をしたとして訴追されている。
そのためビットフィネックスは、独自トークンである「LEO」を活用し、提携決済企業Crypto Capitalにて、米国などの規制当局で凍結されている8億5100万ドルの「補填」もしくは、LEOトークンを使用した「買い戻し」が行われるようだが、最終的な決定の全貌は明らかになっていない。