【最新仮想通貨ICO】EMIトークン|医療情報を集約し医療決済プラットフォームを提供するプロジェクト

EMIプロジェクトとは?

今回、注目を集めているICO(イニシャルコインオファリング)、EMIトークンについて詳細と特徴を説明していきます。

EMIトークンは、エストニアに拠点を置くEMI財団が発行するブロックチェーン技術を活用した世界初の、医療情報プラットフォームを確立し、世界共通となる医療・ヘルスケア決済プラットフォームを創造するプロジェクトです。

医療は世界各国で必要不可欠な分野であり、ブロックチェーンと結びつくことによって最大限の力を発揮することができるのです。

EMI Project(エミプロジェクト)は、医療分野において決済・管理プラトフォームを提供し、独自トークンであるEMIトークンを使用して医療情報サービスを改革しようと考えているようです。

「EMI Meetup 2018 1st in Tokyo」開催

注目の医療×プロックチェーンプロジェクトEMI foundationとNextmoneyが共同でミートアップを開催します。当日はNextmoney運営の堀口がモデレーターとして登壇します。

日時:2018年9月1日(土)17:00〜20:00
会場:TKP東京駅日本橋カンファレンスセンター
定員:100名(参加費無料)

ミートアップ参加の申し込みはコチラから

EMIトークン公式サイトはこちら

The Three objectives of the EMI project

そしてEMIプロジェクトは次の3つの目的の達成を目指しています。

The Three objectives of the EMI project
  • 医療情報の安全な管理と共有化
  • 世界中に散らばっている医療情報の集約とビックデータの活用
  • 世界共通の医療決済プラットフォームの確立

ブロックチェーンを基盤とするプラットフォームによって、大規模なデータ分析と人工知能(AI)を使用してデータを集約し、EMIプラットフォームは医療インフラが世界中の人々の寿命を延ばすと確信しています。

EMIトークンの詳細・特徴

※ これから紹介するEMIトークン・EMIプロジェクトの記事は、ICOの購入催促の記事ではございません。ICOへの参加はご自身の適切な判断のもとお願い致します。

医療とブロックチェーンについて

ブロックチェーン技術は世界各国で、様々な分野に応用されています。このブロックチェーン技術を医療データと繋げることにより、医療分野の技術およびヘルスケアは急激に成長するとされています。

現在、病院などの医療機関などは、カルテデータや過去の診断結果データ、処方箋データなど、医療ビックデータと呼ばれる情報を別々の管理システムで管理しています。

さらに、医療データの価値を個人が正しく認識することは難しく、今まで受けた診察結果や医療機関から処方された薬が何かすら判断することができていません。

これらの検査結果などがどのような過程で管理・提供されているか、個人で管理することも可能となります。

ブロックチェーンを活用して医療ビックデータの管理を実現することができれば、スマートフォンやPCでの管理はもちろんのこと、ブロックチェーンを活用したプラットフォームを使用して予約から決済まで全て完了し、病状の判断や薬の処方を的確に提供することができます。

すでにエストニアでは、政府全体をブロックチェーンで共有・管理するシステムを導入しており、この政府システムのブロックチェーン化によって政府業務の待ち時間を804年分、短縮することに成功しています。

ブロックチェーンとは?
取引データを一定ごとにブロックと呼ばれるデータの塊にし、そのブロックを鎖(チェーン)のように繋いでデータを記録する技術。
またブロックチェーンは、誰でも参加することができる「パブリックチェーン」と、情報の共有範囲を制限し、限られた人物やシステムのみでしか情報操作することができない「プライベートチェーン」の2つに分けられる。

サイバーセキュリティについて

医療プラットフォームを構築するためにはブロックチェーによる信頼性が最も重要となります。

ブロックチェーンの改ざんを防ぐために、EMIプロジェクトでは、パブリックチェーンとプライベートチェーンの2つのブロックチェーンを使用した情報管理・提供を可能にします。

EMI TOKENの普及とESTDoc

EMIプロジェクトは冒頭でも説明したように、ブロックチェーン技術を活用し、医療情報プラットフォームの確立や、世界共通となる医療・ヘルスケア決済プラットフォームを創造します。

では、実際に「EMI TOKEN」がどのように市場に流通し、どのようなプラットフォームを基盤として活用されるのか?

EMIトークンを使用できるプラットフォームは、インターネット上で稼働しており、第1パートナーとして提携している「EST corporation(エストコーポレーション)」が提供している病院予約サービス「ESTDoc(エストドック)」を活用してEMIトークンを使用することになります。

EST Doc(エストドック)

ESTDoc(エストドック)は2018年7月時点現在、日本国内の約8000の医療機関で24時間診療予約が可能なプラットフォームです。

すでにESTDocは毎月300万PVアクセス、毎月約10,000件の診療予約が行われており、PCやスマートフォンを使用して「診療科目・日時・エリア」などの条件を入力し検索し、最短で20分後に診療の予約することができるのです。

また、掲載されている医療機関情報は、日本国内で15万5,000件を超えており、歯科を中心に約8,000件を超える医療機関の予約が可能です。さらに、ESTDoc(エストドック)は、アプリケーションによるプラットフォームの提供や、PC・スマートフォンで決済可能なキャッシュレスにも対応しています。

さらに、ESTDocは海外展開を進めており、日本国内のみで使用できるプラットフォームではなく、世界で使用することができる決済医療プラットフォームを目指しているようです。

EMI Walletの提供

EMIトークンを使用するESTDocには、専用のEMI Walletが提供されています。

すでにEMI Walletは開発が完了しており、現時点のEMIトークンの保有量や、決済金額などEMIトークンに関する全ての機能を使用することができます。

もちろん、ESTDocアプリケーションと連携しており、スマートフォンひとつで予約から決済までを可能にしています。

多方面への事業展開

医療プラットフォームであるESTDoc(エストドック)の提供のみでなく、医療や健康に関する商品やサービスを、ウェブサイト「EMIStores」にて販売し拡大を目指しています。

これらのECサイトにおいても、医療プラットフォームであるESTDoc同様に、EMIトークンでの決済を可能にする予定です。

さらに、決済可能店舗の拡大を予定しておりEMI TOKENの使用拡大が見込まれます。

医療健康ECサイト内容

・健康食品
・医療機器
・フィットネスジムの展開
・ドラックストア等との連携

医療とAI市場の成長

医療と AI のビックデータは現在、2000億ドルの市場規模であり、2020年には5兆ドル(約500億円)の市場になると予想されています。

すでに、大手検索エンジンサービスを提供している「Google」や、質問応答システムを提供している「IBM Watson」、ソフトウェア製品を開発やiPhoneなどのハイテク機器を販売している「Apple」など、大手IT企業が医療データの取り合いを始めています。

Google傘下のDeepMindはイギリスの国民保険サービス(NHS)、IBM Watsonはアメリカの臨床データベース(Epic)から医療データの収集しています。

今後のビジネス市場は AI が中心になると予想され、様々な分野のデータを保有、または優秀なAIを持っている企業が、5兆ドル(約500億円)の医療およびAI市場で優位になるとされています。

EMIプロジェクトは、医療情報のビックデータを保有していますが、AI技術については現在開発中としています。しかし既に、AI技術の開発を進めており、AIによる遠隔医療を利用することで世界中の財政的問題や地政学的問題によって適切な医療を受けられない人達にもプラットフォームを提供することが可能となるのです。

第1パートナー / EST corporation(エストコーポレーション)

今回、ICOを行うEMIプロジェクトには、日本の大手医療情報管理および、集約を手がけている「EST corporation(エストコーポレーション)」が第1パートナーとして提携をしています。

ESTコーポレーションの医療データは、以下の医療機関や団体より収集を行なっています。

EST医療データ
  • 医療機関(約16,000件)
  • 医師会(約73医師会)
  • 自治体(約600自治体)
  • 福祉施設(約500施設)
  • その他、健康保険組合様の特定健診
  • 人間ドック
  • 法定健診
  • 生活習慣病予防審査

 

ESTの医療データは1000万件以上を保有しており、1.6万の医療機関との取引実績があります。さらに今後、日本で問題視されている「少子高齢化社会」に対応できるように福祉施設の医療データを約500施設から収集しています。

そして、ESTコーポレーションの医療分野のデータ管理や収集においてGoogleやIBmに引けを取らないデータを保有し、日本国内の医療データにおいてはGoogleなどの大手企業を大きく引き離すデータを保有しています。

このように優秀なAI市場のシェアを取った企業やビックデータを保有している企業は、より多くのデータが集まる好循環が生まれていきます。

【取材レポート】医療と、人を結ぶブロックチェーンの未来|EST Corporation × NEXTMONEY

2018.07.19

他の医療系ICOとの比較

DentaCoin(デンタコイン)/ DCN

医療系のICOとして例に挙げられるのは「DentaCoin(デンタコイン)」です。

DentaCoin(デンタコイン)は、歯科医療に特化したトークンとしてすでに上場しており、2018年に歯科医療の決済に利用可能になったことで大きな価格上昇を見せています。

その価格は上場時の12倍の上昇を付け、現在の時価総額ランキングでは58位(254,869ETH)となっています。

OmiseGO(オミセゴー)/ OMG

「OmiseGO(オミセゴー)」は東南アジアでを中心として活動をおこなている決済プラットフォームです。

今回のEMIプロジェクトと同様に決済プラットフォームとして、価格は2018年のビットコインなどの暴落時でも安定した価格を維持しており、現在の時価総額ランキングでは21位(2,209,998ETH)となっています。

OmiseGOのプロジェクトは日本人起業家がタイで立ち上げたプロジェクトで、同国のマクドナルドに決済トークンとして導入されるなど、ICO前にプラットフォームが確立しているICOプロジェクトは大きく評価される傾向にあります。

EMI TOKENへの投資メリット

以上のようにDentaCoinやOmiseGOの事例から、EMITOKENは上場後半年以内に時価総額1,000,000ETH以上を目標として掲げています。

この目標である時価総額1,000,000ETHに達した場合、1EMIあたりの価格は0.0033ETH(プレセール価格0.001ETH)まで上昇し、初期販売価格から391%の上昇率が予想されます。

また、先ほど札名刺た5兆ドル(約500億円)の市場規模を持つ医療とAI市場について、0.5%のシェアを獲得し、EMITOKENを流通させることで、仮想通貨の時価総額3位に位置するXRP(リップル)を凌ぐ時価総額44,642,857ETHに達することも期待されています。(※ XRPの時価総額:39,935,143ETH)

ERC20を凌駕するERC223

EMIトークンは、仮想通貨市場で多く使用されているERC20ではなく、ERC223に基づいたトークンとして発行されます。

ERC223を採用することで、送金に必要なGAS(手数料)を最小限に抑えることでき、間違ったアドレスや存在しないアドレスに送金してしまった場合でも、そのトークンは送金されず、持ち主のもとに返還されるのです。

EMIプロジェクトのICO詳細

EMIトークンプレセール

EMITOKENのプレセールに参加するユーザーや投資家は、EMIプロジェクトのプラットフォーム上で共有しているデータに対してインセンティブを得ことができます。

プレセールは2018年8月27日の13:00(UTC)からからスタートし、2018年10月3日の13:00(UTC)に終了します。

プレセール購入者には期間に応じてボーナスが適用され、トークン購入時のETHの価格に基づきETHおよびBTCで購入することが可能となっています。

プレセールでの発行枚数は3億EMIに設定されており、57.3%に当たる1.719億EMIを上限として販売されます。10月4日のプレセール終了時に上限に達しなかった場合は、残りのトークンは破棄(バーン)され、発行されたトークン価値を上昇させます

プレセール((2018/8/27~10/3)
8/27 13:00〜 0.001ETH 15%
8/28 13:00〜 0.001ETH  5%
8/28 13:00 〜 23:59 0.001ETH
9/13 13:00〜 0.0012ETH 10%
9/14 13:00〜 0.0012ETH 3%
9/15 13:00 〜 23:59 0.0012ETH
9/20 13:00 〜 9/20 12:00 0.0014ETH
10/01 13:00 〜 10/03 13:00 0.0015ETH
注意事項!
2019年3月の上場後にトークンを購入できます。
また、日本国内でのEMIトークンの販売は公式発表にて否定しており、もし国内で販売されている場合は詐欺案件ですので購入しないようにしてください。
※ EMIトークンのプレセールは海外で実施されるためプレセールでの購入が困難かと思われます。

EMIトークン配布・資金バランス

資金調達した金額の30%および、運営が保有しているEMIトークンを利用して上場後にEMIトークンのマーケットメイクを行うことを予定しているようです。

さらに、上場後にはユーザーや投資家に対して多くの情報を準備しており、プレセール段階では情報公開せず、プレセール終了後に情報公開を予定しています。

ロードマップ

EMIプロジェクトチーム / EMI Foundation Group Managment

  • Aditya Tallapragada

EMI財団プレジデント / EMI Foundation President

  • Fumihiro Shimizu

EST株式会社 最高経営責任者(CEO)/ EST corporation,Ltd. CEO

  • Ryo Kamido

MI財団共同代表 / EMI Foundation Joint President

  • Takuto Nishizaki

ESTDoc、Ltd。ディレクター / ESTDoc,Ltd. Director

【まとめ】EMIプロジェクト

今回のEMI財団が行うICO、EMIプロジェクトは医療情報のビックデータの安全性を保証した、医療決済プラットフォームとして大規模なデータ分析・管理および、人工知能(AI)を駆使したデータを集約を実現するシステムです。

現在、様々な分野の情報やサービスがブロックチェーン技術と繋がっており、現代にインターネットが普及したようにブロックチェーンが日常生活において当たり前に普及する未来が近づいています。

また、今回の説明でもあったようにOmiseGO(OMG)など、既存のプラットフォームが確立しているICOプロジェクトは大きな評価を受けるケースが多く、医療データの管理・提供についても確かな実績が備わっています。

多くのユーザーがEMIプラットフォームを活用することで、医療情報を自分で管理でき、医療情報の集約によって新薬や新たな治療方法の確立にも期待が寄せられています。

近い未来、「病状の判断・薬の処方・情報提供」などの医療サービスが、私たちの日常生活の身近なものとして繋がる日も遠くはないのかもしれません。

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