リップル社、仮想通貨XRPのエコシステムに5億ドルを投資
リップル社が仮想通貨XRPのエコシステムに5億ドルの資金を投資したことがわかった。リップルのエコシステムイニシアチブは立ち上げから1年で多くの問題を解決してきた。
それを受けて暗号通貨XRPを中心としたエコシステムを構築するというビジョンのもと、20社を超えるブロックチェーン企業に合計5億ドルを投資した。
XRPは世間から決済通貨としての期待が大きいが、Ethan Beardは、「リップル社の目標は、開発者がXRPの実際のユースケースを作成するプロジェクトを簡単に構築できるようにすることです」と述べている。
例をあげると、リップル社はXRPを使用するゲームの設計と開発を支援するために、Forteと呼ばれるゲームスタートアップに1億ドルを投資している。
同社はまた、リップルの元CEOが運営するマイクロペイメントサービスであるコイルに約2,000万ドルを投資した。
しかしリップル社が行ったこれらの投資は多くの投資の中のほんの一部である。
その上、リップル社は5億ドルを費やしたにもかかわらず、これにより巨額の直接的な経済的収益を期待することはできない。
ですが、XRPベースの収益化サービスに関するコイルへの投資により、オンラインの画像共有コミュニティであるImgurがXRPトークンを金融業界以外に持ち出すことができた。
リップル社は今では既存のXRPのシステムのみならず、エコシステムにも多額の投資を行なっている。