サトシナカモトを主張するクレイグライト氏、裁判所へ偽造文書提出か
自称ビットコインの作成者を名乗るクレイグライト氏が裁判所に偽造文書を提出していたことが7月3日にわかった。
事の発端は7月3日にTwitterで裁判弁護士のPalley氏が、クレイグライト氏が偽造文書を提出している証拠を提出したことによるものだ。
というのも現在、クレイグライト氏は起業家のデイブクレイマン氏の資産管理人に訴訟を起こされている。
ライト氏とクレイマン氏は長年の間パートナー関係であったが、クレイマン氏の死後、資産管理人は一緒にマイニングした数十億ドル分のビットコインをライト氏が着服したと主張。
その証拠にクレイグライト氏が法廷に提出した結託証書は、2012年の日付であったが、ファイルのデータは2015年を示しており作成日時に齟齬があり2012年に結託証書を作ることは不可能だと指摘した。
その後ライト氏は裁判所からビットコインアドレスを要求されていたが、アドレスを提出することはできなかった。
ライト氏の行動が法廷侮辱罪に当たるかが問われているが、まだ判決は出ていない。