「英国の大半の消費者は仮想通貨に関してほとんど無知」という調査結果が発表

「英国の大半の消費者は仮想通貨に関してほとんど無知」という調査結果が発表

英国の金融規制機関である金融行動庁(FCA)は、先週初めに発表した消費者調査で、英国の消費者の大半は依然として仮想通貨に対する知識がほとんどないという調査結果が明らかになった。また購入者の中でも、購入前に仮想通貨の予備知識など、深く調べた者はほんのわずかであったという。

英国の消費者の73%は「仮想通貨」とは何かという定義もわからないとしている。
この調査で仮想通貨に関して最も知識を持ち合わせていた年齢層は20〜44歳の男性である。

FCAは調査した消費者の3%が仮想通貨の購入経験があると推定しており、その中で事前に調査したものは8%のみで、購入者の3人に1人が購入後に自分の購入した仮想通貨の価値をチェックしたことがないという。

FCAのエグゼクティブ・プロデューサーであるChristopher Woolard氏は以下のように述べた。

この結果は多くの消費者に理解されないかもしれないが、大多数の人はいま仮想通貨を購入したり、使用しないということを示唆している。
この調査は個々の仮想通貨利用者に何らかの害を及ぼすかもしてないが、それより広い社会への大きな影響はない。

仮想通貨は複雑で変動の激しい製品です。それらに投資している消費者は資産全部失ってしまう可能性があるので十分に注意が必要です。

調査結果ではこれまでに仮想通貨を購入したことがない者のうち、将来的に検討するというのはわずか7%であった。

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