イラン、トランプ政権の経済制裁でビットコイン取引高上昇

イランの法定通貨リヤルは、トランプ政権が課した経済制裁に対抗する準備を進める中で、米ドルに対して過去最安値を記録した。
その裏で、ビットコインの需要が高まっているとCCNが報じた。

8月7日に再開される経済制裁を最小限にとどめるためイラン当局が外貨取引規制を導入したことから闇市場で金貨を購入することによって規制を回避しようとしている人たちの摘発を開始した。

イラン人の一部は、経済制裁を逃れるためにBitcoinや同様の分散資産に転じていると伝えられている。
米国がテヘランに対する制裁を発表した2018年5月以来昨年12月に設定された過去最高値を依然としてはるかに下回っていますが国内のBitcoin取引量は著しく上昇しました。

経済制裁に備え、ビットコインを購入し始めたイラン人女性はこのように述べた

毎月給料からBitcoinとEthereumを購入し始めたが、イラン中央銀行が景気の悪い状況を解決できないと考えている。

女性はまた、地下市場のBitcoinに対するリアルの価格が大幅に下がったことを確認し、先月1万ドルで販売していたディーラーがBitcoinを購入するのに2万ドルかかると言われたと述べている。

イランはアメリカの経済制裁による打撃を抑えるため、国家発行の仮想通貨の開発を進めている。

運営の見解

運営の椎木

他国の影響により自国の法定通貨を使いにくい国もあるので、既存の資本主義経済の中で試行錯誤するのであれば仮想通貨は過去最高のものあると言えます。

日本では法定通貨が安定しておりますので、こういうことにはならないと思いますが、他国で起きている事象を考察しながら仮想通貨の別の使い道を考えていくのも面白いとます。

資本主義の圧力が高まれば高まるほど、この様な事例が増えてくると思います。