PayPal、Venmoアプリ内で仮想通貨を保持と取引が可能に

PayPalがVenmoアプリ内で仮想通貨の保持・取引が可能に

米国・カリフォルニアに本拠地を構え、世界展開している決済大手PayPal(ペイパル)が、主にミレニアル世代(※1)が使用するピアツーピア決済プラットフォームVenmoの提供するアプリで仮想通貨の保持と取引を開始する予定であることが分かった。
(※1)ミレニアル世代とは、アメリカにおいて1981年以降に生まれ、2000年以降に成人を迎えた世代を指す。

ブルームバーグターミナルによると、決済大手PayPalは、Venmoアプリ内で仮想通貨の保持、販売、購入を開始しようとしていることが分かった。PayPalは、2020年11月、ビットコイン(Bitcoin/BTC)と他のいくつかの仮想通貨の運用開始を最初に発表。これにより、ユーザーはビットコイン、ビットコインキャッシュ、イーサリアムなどを購入して保存し、ネットワーク内で仮想通貨が利用可能になっており、これについては当NEXTMONEYの特集記事「米ペイパル(PayPal)、暗号資産の売買サービス開始か」、「米ペイパル、仮想通貨サービスを開始」でも報じている。

今年、PayPalは、顧客が暗号を使用して2,600万以上の加盟店から購入し、Venmoモバイルアプリを介して使用できるようにすることを約束しており、当サイトでも「米ペイパル、加盟店での仮想通貨決済を提供でVenmo取引を制限」にて特集記事で報じている。

Venmoユーザーは、アプリを介してわずか1ドルで仮想通貨を購入、保持、販売ができるようになるとのこと。アプリチームが予想したように、Venmoクライアントの大多数(約4000万人)は5月下旬までに仮想通貨にアクセスできるようになる。今回の発表に際し、上級副社長兼ゼネラルマネージャーのダレル・エッシュ(Darrell Esch)氏は次のように語っている。

CryptoonVenmoは、Venmoコミュニティが、日常の金融生活の重要な要素として信頼し、信頼しているVenmo環境内で、仮想通貨の世界を探索し始めるための新しい方法です。私たちの目標は、仮想通貨の売買プロセスを簡素化し、消費者が抱く可能性のある一般的な質問や誤解のいくつかをわかりやすく説明する、使いやすいプラットフォームを顧客に提供することです。

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