CoinMarketCap、バイナンス買収から4カ月後に幹部5人が辞任

CoinMarketCapの幹部5人が辞任

CoinMarketCapのキャリリン・チャン(Carylyne Chan) 暫定CEO(最高経営責任者)を含む5人の幹部が辞任したことが分かった。

チャン氏は8月31日(月曜)、メディアに対して他の4人の幹部とともに同社を去ったと語り、チャン氏を含む5人の幹部が去った事を明らかにした。同社を去った幹部5人はチャン氏のほかに、スペンサー・ヤン(Spencer Yang)運用・成長・収益担当副社長、ジェレミー・ソウ(Jeremy Seow)製品担当副社長、マシューリップル(Matthew Lippl)設計および成長のグローバル責任、ジャレッド・チン(Jared Chin)プロジェクトリーダー、イベント責任者だ。

今回の大量の幹部辞任劇は、BinanceがCoinMarketCapを約4億ドルで買収してからわずか4カ月後に起こった事件で、Binanceが出口で役割を果たすかどうか尋ねられたとき、チャン氏とヤン氏はコメントを避けていた。辞任発表後、チャン氏はメディアに対し、CoinMarketCapの5人の幹部が「辞任」した事をはっきりと告げている。

現時点ではBinanceとCoinMarketCapの両社からはコメントはされておらず、Binanceの広報担当者はメディアに対し、CoinMarketCapは“独立して運営されている”と、幹部が辞任したことには触れず、少々質問とはズレの生じた内容を語っている。CoinMarketCapの広報担当者は現在、「コミュニティと緊密に協力し続ける緊密なグループ」によって率いられているとコメントしている。

チャン氏は現在、仮想通貨と非仮想通貨の両方の世界で、他の新しい事業の開始を含む他のチャンスを模索していると自らの現状を明かしており、一方のヤン氏はおそらく自身の会社を設立するのではないかとみられている。ヤン氏はメディアに対して次のように語っている。

私は根本的に創設者です。オンデッキフェローシップ(beondeck.com)の最近のバッチに参加し、同じ道を進んでいる他の人たちと自分を取り巻く試みをした。さまざまなバックグラウンドを持つ創設者、建設者、夢想家の素晴らしいコミュニティです。

ソウ氏とリップル氏が他の機を模索しているかどうかは明らかにされておらず、メディアの問いかけにも現時点では応じていない模様だ。

CoinMarketCapはブランドン・シェ(Brandon Chez)氏によって2013年に設立された企業だが、Binanceが買収した際、同氏はCEOを辞任している。当時、チャン氏が暫定CEOの役割を引き継ぎ、最近まで“暫定CEO”として同社に勤めていた理由について、チームの円滑な移行を確実にするためだったと、当時チャン氏が役割を引き継いだ理由をメディアに語っている。

SimilarWebから画像引用

CoinMarketCapは、依然として仮想通貨市場で最もアクセス数の多いWebサイトの1つで、SimilarWebの調べによると、7月だけでも、仮想通貨データ集約サイトの訪問者は3300万人を超えている。チャン氏とヤン氏の両者はメディアの取材に対し、CoinMarketCapが引き続き独運営し、ユーザーのニーズに焦点を当てることを望んでいると語っている。

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はじめまして!仮想通貨やブロックチェーンの国内外の仮想通貨や関連ニュースを通して、ためになる知識をどんどん吸収していきたいと猛勉強中!。 普段は鳥の声さえずる緑豊かな田舎で2児の子供とバタバタしながらの~んびり暮らす、スローライフに憧れるちょっぴりドジな母の一面も。 将来は、田舎に広い庭のある小さなお家に住むぞ~!