カナダ5大銀行RBC、仮想通貨取引所を検討か

カナダ5大銀行RBC、仮想通貨取引所を検討か

純資産9700億ドルを誇るカナダの5大銀行のひとつであるRoyal Bank of Canada(RBC)が、仮想通貨取引プラットフォーム(仮想通貨取引所)の立ち上げを検討していることが、現地メディアThe Logicによって報じられた。RBCは、カナダ国内にだけでも1,400以上の支店を展開し、世界34カ国以上で7万人以上の従業員を持つメガバンクだ。

同メディアの報道では既に、RBCが仮想通貨を業務に統合する目的で、カナダと米国において特許を申請しているようだ。また今回の報道について、同メディアがRBCへ問い合わせたところ、以下のようにプラットフォームの立ち上げへ、否定的なコメントを残した。

「銀行は他の多くの組織と同様に、特許申請を提出して独自のアイデアや概念を保護する。」

さらに今年10月、カナダの中央銀行であるBank of Canadaが、独自の仮想通貨の発行を検討していることが報じられており、今回のRBCによる仮想通貨取引所の計画と関係している可能性が高い。

また今年3月にも、ビットコインやその他の仮想通貨を使用している同国のユーザーや投資家を対象に、カナダ歳入庁(CRA)の監査対象となっていることが複数の情報筋からリークされており、すべて報道について公式発表はないものの、着実に仮想通貨の法整備や税金関連、独自通貨の発行を計画していることが伺える。

カナダ歳入庁(CRA)、これまでビットコインを使用したユーザーを監査対象に

2019.03.07
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