米著名投資家が、ビットコイン半減期と10万ドルの価格上昇に備える
ビットコイン(BTC)の半減期は今年5月に到来すると言われているが、米国の著名な投資家Anthony Pompliano氏によると、資産としての価値を高める「ロケット燃料」になるだろうと語った。ビットコインの半減期は21万ブロックが生成されるタイミングで訪れるが、Pompliano氏はこのプロセスについて金鉱夫が金の供給を半分に減らすことを例にたとえ、Kitco Newsに対して以下のように述べた。
「2009〜11年には、50%の金鉱夫が操業を停止したため、毎日入ってくる供給の50%が消えてしまいました。それは、すべての投資家が金に逃げ込み、金の価値がより高くなったであろう時期に金の供給を奪い、それを希少価値の高いものにしたのです。」
実際に不況に見舞われた2008年頃に金の価格は下落し、その後2011年頃に市場最高値まで上昇しましたが、ビットコインにも同じことが言えると彼は言う。
「金は非常に安定しており、多くの人が望んでいる値動きをしてきました。しかし、市場が縮小している時にはその値動きが有利に働きますが、市場が回復している時には不利に働きます。」
またPompliano氏は今後2年間のビットコインについて、半減期やそれがもたらす値動きから考えると、数百%上昇することになるだろうと推測し、2021年12月までには価格が10万ドルに達すると個人的な見解を語った。
Anthony Pompliano氏は、米国の起業家で投資家。FacebookやSnapchatなどの企業に勤務し、アーリーステージのベンチャーキャピタルファンドMorgan Creek Digital Aseetsの創設者でもある。仮想通貨やブロックチェーンに関するデイリーニュースを発信していたり、TwitterやYoutubeなどSNSでも様々な発信を続けている。