CNBCの創設者、リップルの送金速度と手数料について言及
Morgan Creek Digital Assetsの設立者であるAnthony Pompliano氏が、暗号資産と法定通貨の送金速度についてTwitterで発言した。Twitter上で、グラフによって既存の送金サービスと暗号資産による送金にかかる時間と手数料の比較を行った。
Bitcoin is cheaper & faster than the most popular remittance platforms. pic.twitter.com/i0gsWxcWMF
— Pomp 🌪 (@APompliano) 2019年3月13日
このTweetで彼は、
「ビットコインは既存の送金プラットフォームよりも安く・早く送金することができる」
とツイートしている。
このツイートに対して、CNBCの”暗号資産トレーダー”を主催するRan Neuner氏は、リップルの方がビットコインよりも早く・安く送金できるとツイートしている。
And XRP is faster and cheaper than Bitcoin… https://t.co/TB169Bzr85
— Ran NeuNer (@cryptomanran) March 13, 2019
Pompliano氏のツイートにあるグラフでは、ビットコインやリップル以外の暗号資産の送金速度や手数料も含まれている。グラフの見方だが、例えばビットコインの場合、平均で4680秒の時間が送金に必要となる。しかし、一方でWestern Unionは3-5日または、432000秒が取引に費やされることが読み取れる。
Western Unionは、ビットコインと比較して多くの仲介手数料が発生していることもわかる。
他にも有名な送金プラットフォームとしてRemitlyやMoneyGramがあるが、Western Unionと同様の送金速度である。既存のプラットフォームで最も早い送金プラットフォームTransfastでさえ、ビットコインをはじめとした暗号資産に遅れを取っていることが明らかであり、国際送金に2-4日、172800秒を要する。
このようにビットコインがいかに既存の送金プラットフォームよりも優れているかわかる一方で、さらにリップルはこのビットコインよりも有用であることが際立つ。リップルを使うことによって、取引速度はビットコインの4680秒から4秒に短縮されるのである。
事実リップルはすでに、送金サービス産業への進出を始めている。
暗号資産業界にいる投資家や開発者たちは、いまだに中央集権か非中央集権について議論している一方で、銀行や他の金融機関のリーダーたちはリップルがどのように業界を変えていくのか注視している。ブロックチェーンが世の中に浸透していく中で、リップルが国際送金サービスにおいて勢いを増していることは間違いない。