バイナンスIEO銘柄、仮想通貨MATICが70%暴落 =CZがコメント

バイナンスIEO銘柄、仮想通貨MATICが70%暴落 =CZがコメント

バイナンスのローンチパッドで販売されたIEO銘柄MATICが、わずか30分で70%暴落した。MATICは人気の仮想通貨の1つで、プラットフォーム上でも絶え間なく取引され価格も上昇してきたが、信じられないような暴落が発生してしまった。

コインマーケットキャップのデータを見ると、午前10時頃までは1MATICあたり3.8円ほどで取引されていたが、その後急落し、10時30分頃には約1.31円の最安値をマークした。現在の価格は少し回復し、約2.1円で取引されているが、それでも50%以上の暴落が発生したことになる。いっぽうで、ビットコインの価格はここ数時間でも数%ほどしか下落していない。

バイナンスCEO「MATICのチームの関与はない」

バイナンスのCEOであるChangpeng Zhao氏はこの暴落を受けてツイート。調査は継続中であるものの、MATICの運営チームはこの暴落に関与していないと述べた。加えて、多くのトレーダーがパニック売りを起こしたことで暴落に繋がったと見解を示している。

大口投資家のストップ喰いか?それともMATICチームの関与か?

こうした暴落は、時価総額の低いアルトコインでは特によく見られる。大口の投資家によるストップ喰いの可能性も否定できない。バイナンスではストップ注文が可能で、特定の価格まで下落したタイミングで、それ以上損失を増やさないようにあらかじめ損切りを入れることができる。いっぽうで、ストップ注文の価格帯はテクニカル的な要因から集中することが多い。このラインを超えてしまうと売りが売りを呼ぶ状態となってしまい、大幅な価格下落に繋がり兼ねない。

いっぽうで、TwitterユーザーのSamuel Gosling氏はMATIC財団のウォレットから数十億ドルのトークンがバイナンスまたは他の取引所のウォレットに送金されているとネットワークの観察結果を報告している。つまり、プロジェクトのメンバーの一部が、トークンをキャッシュアウトしている可能性があるということだ。先日、Adaptive CapitalとWilly Woo氏がアルトコインの大半は流動性が欠如しており、投資対象として相応しくないと見解を示している。Woo氏のツイートによると、99.5%のアルトコインは流動性が乏しいことで、パンプやダンプの対象となりやすいとのこと。

海外取引所のほとんどは日本人が利用できない状態だが、時価総額の低いアルトコインに投資をする際には、今回のような暴落リスクを常に想定しておくことを勧めたい。