仮想通貨取引所OKEx、「XRP / USDT」先物取引を開始

仮想通貨取引所OKEx、「XRP / USDT」先物取引を開始

マルタに拠点を構えている仮想通貨取引所のOKExは、XRP / USDTの先物取引開始を発表した。OKExはUSDTを軸とした先物取引「USDTフューチャーズコントラクト」を11月14日から提供開始したばかりであり、これまではBTCやEOSなど5銘柄の取引が可能となっていた。今回はXRPに加えて、ETCも新たなUSDTの先物取引ペアに追加されることになり、合計で7銘柄が対応したこととなる。

OKExのブログ投稿によると、XRP / USDTとETC / USDTの取引ペアは12月4日の7:00 [UTC] から取引が可能とのこと。また、XRP / USDTとETC / USDTどちらも、決済期日は期限切れとなる週の金曜日の8:00 [UTC] となっており、決済時間は毎日8:00 [UTC] に設定されるとのこと。2つの取引ペアのレバレッジは、0.01倍から33.3倍まで設定可能だ。いっぽう、他のアルトコインは0.01倍から50倍となっており、少し低めであることがわかる。ただし、BTC / USDTに関しては、0.01倍から100倍までのレバレッジ設定が可能となっている。

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先物は好調、取引ペアは独自開発の「永久スワップ取引」にも追加予定

OKExのCEOであるJay Hao氏は、最近のプレスリリースで先物取引が好調であることを以下のように伝えている。

「USDTの先物契約は大成功しました。多くのトレーダーからも、肯定的なフィードバックを受け取っています。」

加えて、今後はユーザーのニーズを満たすために、USDTの取引ペアを増やしていくと述べた。また、それらの取引ペアを、OKExが独自開発したP2Pの仮想通貨デリバティブ商品である「永久スワップ取引」に追加することを楽しみにしているとして、文章を締めくくっている。永久スワップ取引は先物取引と似た性質だが、満期日がなく日次精算を行う点が特徴だ。なお、永久スワップ取引は12月11日から提供予定となっている。

10月には50以上の取引ペアを上場廃止へ

OKExは今年10月、流動性が低い取引ペアを中心に50以上の銘柄を上場廃止した。また、11月には上場廃止第2弾を行うことを公表している。OKEx側は、トレーダーにより良い取引環境を提供することが目的だと、上場廃止の理由について述べている。

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