ビットコインが過去60%暴落した「デットクロス」が到来

ビットコインが過去60%暴落した「デットクロス」が到来

仮想通貨ファンドGrayscaleのビットコイントラスト(GBTC)は15日に1.4%下落したことで、過去3ヶ月で31.7%のダウンを記録している。ビットコイン価格は大幅に下落しており、同日にはここ半年の中では最低となる7,000ドルを下回り、現在は7,200ドル付近で取引されている状況だ。

オンライントレードのサポートを行う企業eToroのアナリストであるAdam Vettese氏は、デリバティブの市場に引っ張られる形で安値を更新したと指摘。加えて、ビットコインのデッドクロスが発生したことで、さらなる下落が引き起こされる可能性があると述べている。

「ビットコインには、デッドクロスが出現しています。この場合、ビットコインの状況はさらに悪くなる可能性があります。これは、50日移動平均線が200日移動平均線を下回ったことで発生する、ネガティブなサインです。」

さらに上記のデッドクロスが発生した場合、過去2回の事例を参考にすると、ビットコイン価格は60%以上下落していると述べている。

ビットコインは本格的な下落トレンドか

ビットコインの現在価格は、50日移動平均線の約8,500ドル、200日移動平均線の約9,400ドルよりも遥かに下回っている。過去に2つの移動平均線がデッドクロスしたのは、2018年の5月頃になる。当時、ビットコインは約8,300ドルほどで取引されていたが、その後7ヶ月かけて約3,200ドルまで下落している。Vettese氏が指摘するように、60%以上の暴落が発生していることがわかる。

アナリストの中には、200日移動平均線が上向きであることから、デッドクロスによる下落への影響は少ないと指摘する意見もある。いっぽうで、2018年頃のチャートとの類似性を指摘する意見もあり、5,000ドル付近までの下落を視野に入れるべきと警鐘を鳴らすトレーダーも少なくない。ただし、ほとんどのアナリストやトレーダーは長期的には上昇を見込んでおり、今回の下落によって価格が大底をついたあとは、再び上昇トレンドに転換することを予想している。

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