テザー・ビットフィネックスへ、新たな集団訴訟の申し立て
仮想通貨取引所Bitfinex(ビットフィネックス)および、ステーブルコインを発行するTether(テザー)らは、NY州とは別の新たな訴訟に直面している。Bitfinexは今月25日、ワシントン西部地区連邦地方裁判所に、新たな別の集団訴訟が申立てらていたことを明らかにした。
今回の集団訴訟についてBitfinexは、「事前に通知されることなく、地方裁判所に申し立てが行われた」と説明。さらに続けて「不健全な苦情と同じ多数の欠陥」と、正当ではないことを主張している。また、訴訟についてBitfinexは、和解にすら対応しないことを表明しており、いかなる申し立てに対しても全面的に対抗する姿勢を示している。
「迷惑な和解または到達したいかなる種類の和解もありません。代わりに、両方の訴訟で提起されたすべての申し立ては激しく争われ、最終的には最終的に破棄されます。一旦成立すれば、BitfinexとTetherは、根拠のない主張を持ち込み促進する人々に対して法的選択肢を完全に評価します。」
テザー・Bitfinexは集団訴訟を2つ抱える
テザー社への集団訴訟は、今回の申し立てが初ではない。今年10月、テザー側(Bitfinexなど)がステーブルコイン「USDT」を使用して不当な価格操作を行ったとして1兆ドル規模の集団訴訟を受けていた。そして今月中旬頃、テザー社はこの集団訴訟に対して、取り下げ申請を行っている状況にある。
そのためテザー社および、Bitfinexは現在、別の集団訴訟に対応しなくてはならない状況に直面しており、立て続けに申し立てされたことによる、人員的にもコスト的にも厳しい状況となっているのだ。