バイナンス(Binance)、2026年のGoFi返済後、韓国市場での大規模事業拡大を計画

バイナンスがGoFi返済後に韓国市場で大規模事業拡大を計画

世界最大の仮想通貨取引所バイナンス(Binance)は、2026年にGoFiユーザーへの返済を完了し、韓国市場での大規模事業拡大を計画している事がわかった。

バイナンスは韓国への本格的な進出に向けた準備を進めており、GoFiユーザーへの完済を2026年までに完了させることを目指している。年内にGoFiユーザーへの全額返済を完了し、その後、韓国の主要仮想通貨取引所に挑戦する計画だ。バイナンスのAPAC責任者であるSBシーカー(SB Seker)氏は、インタビューでこのタイムラインを明らかにし、数千人の韓国投資家に影響を与えている流動性危機の解決に向けた道筋を明確にしたうえで、次のように述べている。

私たちは間違いなく今年中にこの問題を解決しようと努力しています。これは長い間、誰もが頭を悩ませてきた問題です。

長年にわたるGoFiへの返済問題の解決は同社の最優先事項であり、市場での事業拡大に必要なステップだと述べた。

この返済への取り組みは、Genesis Global Capitalの破綻で大きな打撃を受けた韓国の取引所Gopaxを同社が2023年に買収したことに端を発している。

GoFiの幕引きとGopax内部強化

Gopaxが運営するDeFi(分散型金融)製品であるGoFiは、Genesis(ジェネシス)が償還を停止し、その後破産申請した後、2023年初頭に引き出しを凍結。数千人のユーザーが資金にアクセスできなくなったため、バイナンスは救済策の一環としてGopaxの過半数株式を取得した。

同氏によると、規制当局、ユーザー、バイナンスの間で、この問題を解決するための足並みが揃っているという。現在、第三者機関が管理する補償ウォレットには、ユーザーが当初失った仮想通貨が保管されており、法定通貨の価値は含まれていない。

ウォレットには775.11 BTC、5,766.62 ETH、706,184.46 USDCを含む11種類の仮想通貨が保管されている。この返還により、GoFiで失われた仮想通貨の数量は凍結日時点の法定通貨の価値ではなく、そのまま維持されることにより、出金停止以降のビットコインやイーサリアムなどの資産価格の上昇の恩恵を受けられる。

資金は準備が整っているものの、同社は韓国当局の最終承認を待っており、関係者全員のコストを最小限に抑える分配計画を策定中だ。返済が完了すると同社は、Gopaxのインフラのアップグレードに重点を移す予定だ。これには、同社のグローバル基準に準拠した技術およびセキュリティ強化に加え、韓国の規制環境に合わせた段階的な製品拡張が含まれる。

GopaxをBinanceの名称でリブランディングすることは依然として選択肢として残っていうが、現時点で優先事項ではない。

韓国では企業による仮想通貨投資に対する規制が段階的に緩和されており、同社は市場の開放に伴い、Gopaxを機関投資家向けに提供できるよう態勢を整えている。

 

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