Zaifとフィスコ仮想通貨取引所が統合へ|2019年中の予定
国内の仮想通貨交換所「Zaif」と「フィスコ仮想通貨取引所」が2019年中に統合する予定であることがわかった。株式会社フィスコが最新の有価証券報告書の中で明らかにした。
フィスコはもともと「フィスコ仮想通貨取引所」を運営していたが、2018年11月にテックビューロ株式会社から「Zaif」の事業譲渡を受けたことで、1つの仮想通貨交換業登録で2つの交換所を運営するという特殊な状況になっていた。
「Zaif」はかつての運営会社であるテックビューロ株式会社が業務改善命令を受けたことに伴い現在もいくつかのサービスを停止している状態だが、停止中のサービスにはコイン積立やアフィリエイト、Zaif Paymentなどユニークなものも多い。他の国内交換所にはない仮想通貨・トークンも多く取り扱っているなどの強みもある。
同社としは業務改善を遂行しつつ両交換所を統合することで、これらの強みを活かしていきたい考えとみられる。