「楽天ウォレット」6月から仮想通貨取引サービスを開始
仮想通貨取引所「楽天ウォレット」(旧みんなのビットコイン)が仮想通貨取引サービスを2019年6月に開始することが明らかになった。29日、楽天ウォレット株式会社及び同社の親会社である楽天株式会社が発表した。
同社によると、場所を選ばずに仮想通貨(暗号資産)を取引できるように新たにスマホアプリの提供が予定されているという。また、AI技術を採用した自動応答チャットサービスにより、ユーザーの問い合わせにいつでも対応できるとのことだ。サービス開始に先立ち、4月15日より新規口座開設の申込受付を開始する予定という。
同取引所は「みんなのビットコイン」として2017年3月にサービス開始したのち、2019年3月1日に「楽天ウォレット」へと名称を変更。同25日に仮想通貨交換業者への登録を完了しており、現サービスは3月末で一旦停止されることが発表されていた。
5月中旬にはYahoo(ヤフー)株式会社が出資する仮想通貨取引所「TAOTAO」のサービス開始も予定されており、大手企業の仮想通貨サービス参入が相次いでいる。