新たに13ヶ国のビットコインホワイトペーパーがBitcoin.orgで公開|合計で19カ国対応に
Bitcoin.orgではこれまで6カ国語が対応していたビットコインのホワイトペーパーが13カ国を新たに増加され、19カ国対応となった。
世界初の仮想通貨である「ビットコイン(BTC)」のホワイトペーパーでは、2008年10月31日にSatoshi Nakamotoによって「Bitcoin.org」によって公開された。(Satoshi Nakamotoが誰かは特定されていない)
ビットコインは「P2P」と「ブロックチェーン」のシステムを搭載しており、公開された論文は「ビットコイン:P2P電子通貨システム」という題材だ。この9ページの論文が公開されたことを契機に仮想通貨関連の論文が爆発的に増加し、今では100ページ以上の論文が跋扈する状況となった。
当初は仮想通貨であるビットコインの利用を目的として作成された「P2P」や「ブロックチェーン」も現在は様々な分野に利用される技術となっており、仮想通貨を取引していなくても今後知っておくべき技術であるといえる。
特に金融業界やネットを通しての取引におけるブロックチェーン利用の進化は凄まじく、多くの仮想通貨が用いられている。
ビットコインの記念日
ビットコイン(BTC)に関しては「Bitcoin.org」へと13ヶ国語のホワイトペーパーが追加されたほか、2019年は記念すべき年である。
2019年1月3日、ビットコイン(BTC)はBTCブロックチェーンの最初のブロックが生成されてから10年が経過した。ビットコインブロックチェーンの最初のブロックは「ジェネシスブロック」と呼ばれ、現在のトランザクションの履歴を過去に遡ると、このジェネシスブロックにたどり着くこととなる。
しかし、ビットコインの価格は依然として下落トレンドから抜け出せておらず、2019年がビットコインにとってのターニングポイントとなることが期待されている。
様々な仮想通貨を生み出したビットコインのホワイトペーパーである「ビットコイン:P2P電子通貨システム」を今一度読み直すまたは新しく読むことによって新技術を追ってみてはいかかであろうか。