バイナンス、1億6500万ドル相当のBNBをトークンバーン=第14回目

バイナンス、1億6500万ドル相当のBNBをトークンバーン

大手仮想通貨取引所Binance(バイナンス)は、第14回目となる四半期(2020年10月~12月)でのBNBトークンのバーン(焼却)を完了し、実施されたトークンバーンにて、計3,619,888BNB(約165,791,000ドル)をバーンしたことを報告した。

今回、バーンしたバイナンスコインは合計3,619,888BNBで、前回と比較しておよそ2.4倍の量に相当し、これはバイナンスが行った過去を含むトークンバーンで過去最大のものである。

バイナンスは、四半期ごとに前四半期で得た営業利益の20%にあたるBNBをバーンすることになっており、バーンするBNBの枚数が増えるということは、バイナンスが取引所として成長していることを示している。また、バイナンスが発行しているBNBは、全部で2億BNBとなっており、取引所は1億BNBになるまで、このバーンを続けていくことをホワイトペーパーで明らかにしている。

バーンとは文字通り通貨を「焼却」するという意味であり、バーンされた通貨は市場から消滅するため、通貨がバーンされてBNBの枚数が少なくなるほど、一枚あたりのBNBの価値は上昇すると考えられている。

バイナンスCEOのChangpeng “CZ” Zhao氏は、「BNBのバーンの完了には約27年かかる予定でしたが、かなり加速しており、約5〜8年ほどで1億BNBを完了するでしょう。しかし、BNBの価格変動、全体的な市況など、多くの要因を考えてバーンを見直す必要もあるでしょう。」と述べている。

次回のBNBバーンは1月〜3月に行われる予定であり、バイナンスの業績の上昇や、仮想通貨全体の値上がりを考えると、今回と同様に多くのBNBがバーンされることが予想されている。

記事参照:TheBlock