11月26日、国内仮想通貨取引所コインチェックが、リップル(XRP)とファクトム(FCT)の入金・購入を再開したことを発表した。
コインチェックは12日にETH、XEM、LSKの取扱を再開しており、今回でコインチェックで取扱っているすべての通貨が再開したことになる。
一部仮想通貨の入金・購入再開のお知らせ(XRP・FCT)https://t.co/xReNvVJemB
— Coincheck(コインチェック) (@coincheckjp) November 26, 2018
コインチェックは今年1月26日、仮想通貨の歴史上最大級の盗難事件を引き起こし、その後業務を停止、金融庁より事件に関する完全な報告書の提出を求められていた。
4月に国内金融サービスのマネックスグループがコインチェックを約36億円で買収し、正式な交換業者登録を目指している。
現在利用可能なサービス・機能(2018年11月26日時点)
コインチェックで現在までに再開したサービス内容は以下の通りだ。
■新規口座開設(国内居住ユーザー)
■仮想通貨の入金・購入・出金・売却(全取扱仮想通貨対象)
■日本円の入金・出金
■レバレッジ取引における決済・証拠金の入出金
(レバレッジ取引でポジション保有されているお客様は、引き続き決済取引および証拠金の振替入出金が可能です。新規の取引は引き続き停止中となりますのでご注意下さい)
■Coincheck貸仮想通貨サービス(全取扱仮想通貨対象)
再開準備中のサービス・機能(2018年11月26日時点)
コインチェックが今後再開を予定しているサービス内容は以下の通り。
■レバレッジ新規建取引
■アフィリエイト
■日本円コンビニ入金
■日本円クイック入金(Pay-easy)
■Coincheck Payment
■Coincheckでんき
再開を発表したツイートのリプライには、再開を待ちわびていたユーザーからの激励や喜びのコメントが溢れている。
予想外に辛辣なコメントは少なく「信じていた」や「待ってました!おめでとう!」など、ユーザーからは再開に対する喜びのコメントのほうが多かった。
一時は、多方面から非難を浴びていたコインチェックだが、国内仮想通貨業界にとっても再開のニュースは大きな前進となりそうだ。