マネックスグループがコインチェックに対し買収案を提示!?
今年の1月末に史上最大の仮想通貨ハッキング被害を受けたコインチェックに対して、マネックス証券を運営しているマネックスグループに、子会社化する買収案を提示されていることが日経新聞にて報じられました。
買収額は数十億になる見込みで、マネックスグループはコインチェックの議決権の過半数を握ることにより子会社化し、経営陣も派遣する方針だと言います。
マネックスグループとコインチェックは、週内にも発表する見通しだそうです。
代表の和田CEOと大塚COOは株主としては残る見通しですが、マネックスグループはコインチェックを買収後、和田CEOと大塚COOをコインチェックの取締役から外す考えだと言います。そして、コインチェックの経営は、マネックスグループから新たなにCEO(社長)や、COO(取締役)を派遣し、経営の舵をとる方針だと言います。
マネックスグループは、仮想通貨取引所へ参入する方針を伝えていました。金融庁の取り締まりが厳しい中で、新たに金融庁に登録し経営を始めるには費用やコストがかかるため、今回のようなコインチェックの買収に目をつけた可能性があります。
マネックス証券のTwitterでは、今回の報道について発言をしています。「当社親会社マネックスグループに関する一部の報道について 本日、当親会社とコインチェックに関する一部報道がありましたが、当社親会社から発表したものではありません。今後、開示すべき事実が決定された場合、当社親会社ウェブサイト公表されます。」とツイートされました。
事実を公式発表したものではありませんが、内容については否定しておらず、今後詳しい情報が公式に発表される可能性が高いとみられています。
今回の買収の報道を受け、株式市場ではマネックスグループの株が急騰し、ストップ高水準まで一時上昇しました。