米人気ドキュメンタリー番組「60Minutes」で「ビットコイン」をテーマに放送|Google検索で「bitcoin」が急上昇

米人気ドキュメンタリー番組「60Minutes」で「ビットコイン」をテーマに放送|Google検索で「bitcoin」が急上昇

19日、アメリカCBSの人気ドキュメンタリー番組「60Minutes」で、仮想通貨「ビットコイン」をテーマにしたプログラムが放送された。

TV番組でBitcoinをはじめとする仮想通貨が扱われると、偏見に満ちた内容などが多く決して視聴者にいい印象を与えるものではなかったが、今回の放送は少し違ったようだ。

CBSの看板番組である、60Minutesは全米で約800万人が視聴しており、同番組に対する反応はとてつもなく大きい。

今回の放送内容は、Bitcoinが誕生して10年間「クリプトのジェットコースター」に乗った人々についてのインタビューがメインとなっている。

特に注目すべきは、2010年に1万BTCで2枚のピザを購入した人物のインタビューだろう。
このピザのエピソードは仮想通貨業界ではあまりにも有名で、仮想通貨の歴史の1ページに確実に入るものだ。

番組ホストのアンダーソンクパーは「今の価格で換算すると約8億ドルをピザに使ったということ?ピザを買わなかったらと、夜中に冷や汗をかいて目覚めてしまうことは?」と聞くと以下のように答えた。

今のレートに換算するとそういうことになるね。そういうことは考えないようにしているよ。

このように、ビットコインの歴史を振り返りながら様々な人物がインタビューに答えるという、比較的ポジティブな内容であった。

放送後には、Google検索で「bitcoin」というワードが、2018年2月以来の検索数を記録した。
ビットコインに対する、一般大衆の関心を爆発的に高める結果となった。

アメリカでは最近「仮想通貨」のCMが放送されるなど、仮想通貨の注目度は今後さらに上昇していくことが予想される。