コインチェック、マネックスグループの出資を受け取る方針を固める

コインチェック、マネックスグループの出資を受け取る方針を固める

日本の仮想通貨取引所コインチェックが本日5日、マネックスグループから出資を受ける方針を固めたと日本経済新聞が報道しました。

先日の報道で、マネックスグループがコインチェックに対し買収案を提示していたことが報じられていました。買収額は数十億になる見込みで、マネックスグループはコインチェックの議決権の過半数を握ることにより子会社化し、経営陣も派遣すると予想されていました。

マネックスグループとコインチェックは、週内にも発表する見通しでしたが、本日5日に出資を受ける方針を固めました。

コインチェックは今後、マネックスグループ傘下に入り経営改善を進めていく方針です。

現在のコインチェックの和田CEOをはじめとする経営陣達は、仮想通貨NEM不正流出事件を受け、責任を取り退任すると決定しました。

今後コインチェックの新社長にはマネックスグループの勝屋敏彦COOが就任し経営を行なっていきます。具体的な買収金額や、出資方法は今後発表する予定です。

コインチェックは、金融庁の行政処分を受け業務改善命令の対応を行いました。今後マネックスグループは金融庁とどのように付き合い、一時期国内最大の取引所と言われたコインチェックをどのように回復・経営していくか注目が集まりそうです。