SEC(米証券取引委員会)がフロイド・メイウェザーの関わってるICOを詐欺と主張!
先日米証券取引委員会 (SEC) は、世界的にも有名なボクサーであるフロイド・メイウェザー氏が推奨していたトークンを不正な有価証券として主張しました。
また、セントラ・テック社の共同設立者ソフラブ・シャルマ氏とロバート・ファルカシュ氏を、SECの認可を受けていないにも関わらずCTRトークンを売却し3200万ドル(約33億9000万円)を調達し、さらに正式にパートナーを組んでいない金融機関などを公式サイトに掲載し投資家にトークンを販売したとして逮捕、起訴されました。
SECによると、逮捕された2人は、仮想通貨を米ドルやその他の法定通貨に換金可能な、ビザやマスターカードブランドのデビットカードなど、様々な金融商品を販売するつもりだったと主張している。しかし、セントラ・テック社とビザやマスターカードの間には、そのような契約はなかった。
SEC法律施行局共同ディレクターのステファニー・アバキアン氏は「セントラ社は、合法事業者と提携したなどと事実に反する巧妙なマーケティングキャンペーンで、新しいデジタル技術に期待させ、投資家に通貨を売りつけた。訴状にあるように、彼らの宣伝文句は全くの虚偽だった」と発言しています。
シャルマ氏とファルカシュ氏は連邦証券法の詐欺防止条項、登録条項に違反したとして正式に起訴されました。
今後SECはは2人が得た利益、利息の恒久的差し止め・返還命令を出し、罰金を科す方針です。さらに、両容疑者が公開会社の幹部、役員を務めること、デジタルか否かに関わらず、証券提供行為に参加することを禁じる意向を示しています。