Opera、Web3をサポートした「Opera Touch」をiOS版でリリース
インターネットブラウザ「opera」は今月26日、正式に仮想通貨やブロックチェーンに対応したモバイルブラウザ「Opera Touch」が、iOS版でリリースされた。
今回リリースされたモバイルブラウザ「Opera Touch」は、ETH(イーサリアム)やERC-20規格のトークンの送受金はもちろん、保管ができるイーサリアムウォレットが搭載されている。
Just in: Opera Touch for iOS is now shipped with a built-in crypto wallet, supporting #Ethereum and #Web3. Learn more: https://t.co/o5UNg7P35r#operacrypto pic.twitter.com/AQZNG3rfmP
— Opera (@opera) 2019年6月26日
Operaでは既に、Android、Windows、Mac、LinuxでWeb 3がサポートされており、今回のリリースによって主要プラットフォーム全てに対応を完了ということとなる。
リリース発表の内容では、iOS用のOpera Touchはイーサリアムブロックチェーン上の次世代のWeb 3アプリケーションとシームレスに対話することが可能となり、Android用のOperaブラウザと同様に、Crypto Walletを使用し、Ethereum Web3 APIをサポートしているため、ブラウザの拡張機能を必要とせず、dAppsとシームレスに対話できるようだ。
また、OperaはすべてのERC-20トークンはもちろん、ステーブルコインや非代替トークン(NFT)をサポートしている。
さらに今回のリリース発表では、イーサリアムDAppsの「Marble.Cards」との提携が発表され、ウェブURLをMarbleカードに変換し、それを使用して交換、販売が可能になる。
しかし、インターネット上のほぼすべてのURLをカードに変換できるが、一度しかできないため注意が必要である。