メタが8,000人の人員削減と6,000人の新規採用中止を計画
マーク・ザッカーバーグ(Mark Zuckerberg)氏率いる巨大IT企業メタ(Meta)が、約8,000人の従業員を解雇し、さらに6,000人の新規採用計画を中止した事が明らかになった。
Meta has begun another round of layoffs driven by AI, with workers in Singapore already receiving notices.
This is part of a larger restructuring where artificial intelligence is replacing more human roles.
Crypto layoffs are now getting increased spotlight as big tech… pic.twitter.com/BtRP6ZaSBu
— That Martini Guy ₿ (@MartiniGuyYT) May 20, 2026
MetaはAI主導による新たな人員削減を開始し、シンガポールの従業員にはすでに通知が届いている。これは、人工知能がより多くの人間の役割を代替する大規模な組織再編の一環である。大手テクノロジー企業が大規模な人員削減を続ける中、仮想通貨業界の人員削減はますます注目を集めている。AIによる人員削減の波は加速している。
メタバースにちなんで社名を変更した同社は、1,450億ドル(約23兆円)規模のAIインフラ構築資金を確保するため、メタバース関連チームを大幅に縮小。Metaがシンガポールで人員削減を開始したとの報道を受け、この傾向は改めて注目を集めている。
大手テクノロジー企業に広がるAI主導の人員削減の波は、仮想通貨業界にますますおよんでおり、各社は自動化、コスト管理、市場低迷とのバランスを取ろうとしている。これは、AI事業を拡大しつつ人員削減を進めるという大規模な計画の一環であり、同社は世界全体で約8,000人の人員削減を目指しており、全従業員の約10%に相当する。
エンジニアリングチームとプロダクトチームが影響を受けると報じられている。最も大きな影響を受けるのは、メタバース関連チームと、かつて同社のアイデンティティのすべてを賭けていたリアリティ・ラボ部門とみられる。同社は現在、生成型AIに明確な方向転換を図っており、人員と資金をAIの研究、インフラ構築、そして展開に振り向けており、その規模は、これまでの投資が準備段階に過ぎなかったと思えるほどだ。
効率化を追求する企業によるAI投資の増加
テクノロジー業界全体で、企業はAIインフラへの投資を加速させるとともに、効率性向上を目指してチーム体制の見直しを進めている。
同社はすでにAI関連事業に1,000億ドル(約15.9兆円)以上を投じており、ルイジアナ州に約2,000億ドル(約31.77兆円)規模の大規模AI施設建設計画を進めていると報じられている。
Metaは今年、AIインフラだけで最大1,450億ドルを投じる計画で、高度なGPUクラスターや次世代データセンターなどに投入する計画だ。これは、NVIDIAをテクノロジー業界で最も重要な企業へと押し上げ、電力会社を対応に追わせているハードウェア開発競争の一環と言える。
Metaは2026年第1四半期に約260億ドル(約4兆円)の純利益を計上。これは経営難で人員削減をしているわけではなく、別分野にリソースを集中させることを選択したからこその人員削減だ。
Metaはコンテンツモデレーションにおけるサードパーティベンダーの利用を縮小し、その役割をAIシステムに移行。これは二重のコスト削減策で、高額な人的レビュー業務の人員を削減と同時に、自社のAI製品がそのタスクを十分に処理できることを証明できるの。
メタバースは、2021年から2022年にかけて、仮想通貨分野で最も注目を集めたセクターの一つだった。2021年10月にFacebookがMetaにブランド名を変更したことで、仮想世界、デジタルランド、アバター経済関連トークンが急騰。同社がそのビジョンから組織的に撤退したことは、メタバース暗号資産プロジェクトを完全に消滅させるわけではないものの、この分野がこれまで享受してきた最大の正当性獲得源を失わせることになる。コンセプトを社名に冠した企業が、メタバースを優先する価値がないと判断した時点で、メタバーストークンにとっての逆風は強まるだろう。
























