Amazonが金融サービスチームにデジタルアセットスペシャリストを採用へ

Amazonの子会社が仮想通貨スペシャリストを募集

世界最大のウェブ通販を手掛けるAmazonの子会社でクラウドコンピューティングサービスを手掛けるAWS(アマゾンウェブサービス)は、個人、企業、政府にオンデマンドクラウドコンピューティングプラットフォームとAPIを従量制で提供しており、「Principal Digital Assets Specialist」を雇うために求人情報を公開した事が分かった。

アマゾンは10月30日(土曜日)に求人広告を掲載し、選ばれた候補者は同社のエンタープライズAWS顧客の上級管理職と連携し、「デジタル資産の取引方法を変革する」と述べた。これには、仮想通貨、ステーブルコイン、NFT(非代替トークン)、CBDC(中央銀行の発行するデジタル通貨)が含まれるとのこと。

AWSはまた、ジョブポストには、金融サービスクライアント向けにAWSでクラウドベースの仮想通貨の価格発見、決済、および保管ソリューションを推進する計画が含まれていることにも言及している。この役割に任命された人物は、金融サービスにおけるAWSデジタル資産ソリューションの価値提案を促進する責任がある。

アマゾンゴーイングクリプト

2021年7月、同社は、仮想資産に焦点を当てたグローバル展開の一環として、デジタル通貨とブロックチェーン製品のリードを採用したいと発表。

チームは、同社サイトとサービスを通じ、何十億ものオンライン顧客支払いを促進する責任があり、次のように述べられている。

PaymentsAcceptance&Experienceチームは、Amazonのデジタル通貨とブロックチェーンの戦略と製品ロードマップを開発するための経験豊富な製品リーダーを求めています。

2021年だけでも、Amazonは仮想通貨に非常に関与しており、ある時点で会社がビットコインの支払いを受け入れ始めるという噂も浮上した程である。たしかに、当NEXTMONEYでも、2021年7月26日と27日の特集記事、「Amazonが仮想通貨関連の求人が公開:ビットコインの支払いを受け入れる予定か」、「Amazonがビットコインを受け入れる仮想通貨サポート計画について否定」で報じている。しかし、同社は仮想通貨の支払受け入れの噂を即否定している。

電子商取引会社の多くのユーザーも、ドージコイン(Dogecoin/DOGE)で商品やサービスの支払いを受け入れるように説得。「ドージコインユーザー13万人がAmazonにDOGE決済受け入れの請願」で報じたように、最終的には14万人を超えるユーザーが、Amazonがドージコインの支払いを受け取るというアイデアを支持する請願書に署名した。

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