イカゲームコイン価格が99.99%急落:開発者は250万ドル持ち逃げ

推定210万ドルのSQUID が持ち逃げされる

仮想通貨詐欺師が、Netflixで人気のイカゲームを模した仮想通貨であるイカゲームコイン(Squid Game/SQUID)から、推定210万ドル(約2億3,800万円)をだまし取り、開発者は250万ドルを越える資金を持ち逃げしたことが明らかになった。

歴史上最も視聴されているNetflixシリーズであるイカゲームにインスパイアされたミームコインのSQUIDを利用した仮想通貨詐欺により、210万ドルの資金が騙し取られた。SQUIDはNetflixと提携していない仮想通貨詐欺のために作られたトークンであり、1週間前にリリースされたばかりであったが、イカゲームの爆発的な流行につられて高騰されたと見られている。また、SQUIDを紹介していたSquidGame.cashサイト、およびTwitterアカウントについてはすでに削除されており、詐欺師は資金を持ち逃げした。

詐欺の兆候はサイト上にも

SQUIDは発売されて1週間のプロジェクトだが、誕生すぐに詐欺の兆候が見られていた。

特に怪しいとみられた大きな要因であったのが、公式サイト(※現在はすでに削除済み)に記載されていた文章が、奇妙なスペルや文法上の誤りが多く散見されていたことで、サイト上に多くの危険信号が含まれていた。SquidGame.cashでホストされていたウェブサイト は、詐欺師によって設定された他のすべてのソーシャルメディアプレゼンスとともに姿を消しており、現在はかろうじてウェブサイトのアーカイブバージョンを見れるのみだ。

今回のような仮想通貨詐欺はラグプルと呼ばれる有名なもので、開発者は、投資家のお金をすべて清算し、プロジェクトをシャットダウンすることで通貨を盗み出す手口とされており、仮想通貨業界ではしばしば問題とされている仮想通貨詐欺であり、今年の初めにDisney+シリーズであるマンダロリアンに触発された仮想通貨である、MANDOコインでも同様の事件が起きている。

SQUIDコインは11月に開始される予定のイカゲームオンライントーナメントプロジェクトの一部としてリリースされており、ゲームのプレイヤーはトーナメントの各ステージを進むにつれてSQUIDコインを獲得できると説明されていた。NEXTMONEYの特集記事「イカゲームコインSQUID投資家は11万%上昇後、売却できず立ち往生」で報じたように、トーナメントの登録には、一定量のSQUIDトークンを保持する必要があり、リリースと同時にほとんどのSQUIDトークンが売り切れている。

CoinMarketCapより画像引用

なお、CoinMarketCapによると、仮想通貨SQUIDは24時間で2,400%近くの好投を見せていたが、SQUIDの11月2日16時時点の価格は、0.3628円で、前日同時刻比、1週間トータルで-100.00%と無価値に陥っている。

イカゲームコインSQUID投資家は11万%上昇後、売却できず立ち往生

2021.11.01