仮想通貨マイニング企業ビットメイン、米国でIPOを申請
世界最大の仮想通貨のマイニング機器販売であるBitmain(ビットメイン)社が、再びIPO(新規上場)を米国にて目指していることがブルームバーグの報道によって明らかとなった。報道によると同社はIPOを2019年後半を目処に申請を行うことを目指しているようであり、今年3月に期限切れしていたIPOの再チャレンジという形になる。
Bitmain(ビットメイン)社のIPOの期限切れについては今年3月26日、申請しているIPO(新規上場)が、3月25日付けで6ヶ月の有効期限を経過したことが明らかとなり、その際にビットメインは内部文書にて「内部組織を再構築していく」という考えを示していた。
また、同社は「現在申請しているIPOは有効期限を経過するが、上場に関しては将来、適切な時期に再開される予定である。」と述べており、今回の報道にて、IPOの再申請を実現させたのだ。
IPOの詳細は、現時点でビットメインは仮想通貨のICOなどを取り締まる米証券取引委員会(SEC)へと、IPO関する書類を申請を行なっている状況である。
また前回、期限切れとなった香港でのIPOは30億ドルの資金調達が目標であったが、今回申請した米国でのIPOでは、3億ドルから5億ドルに資金調達の目標額を下げるらしく、米国でのIPOに慎重になっているようだ。
しかし、最近のマイニング市場は好調を推移しており、2019年6月19日にはビットコイン(BTC)のハッシュレートが過去最高記録を更新したことが確認されている。