JPモルガンCEO、イーロン・マスクの政府監査提案を支持
JPモルガンのジェイミー・ダイモン(Jamie Dimon)CEO(最高経営責任者)は、政府資金の有効活用の必要性を強調し、政府効率委員会の設置に関するイーロン・マスク(Elon Musk)氏による「DOGE」政府計画を支持している事がわかった。
ダイモン氏は、政府効率委員会の設置に関するマスク氏の政府効率委員会=DOGE政府計画に賛同する意向をインド投資家サミットでのインタビューで表明。ダイモン氏はこの取り組みを称賛し、政府の説明責任と運用能力を強化することの重要性を強調し、政府資金が効果的に使用されるようにするための措置を強く支持すると表明した。これは、米・連邦政府の支出を監査し、無駄な支出を削減するという委員会の目標と一致しており、政府運営における能力と説明責任の強化の必要性を強調した。ダイモン氏は、納税者のお金がどのように使われ、どのような結果が達成されるかについて、政府はより厳しく監視されるべきだと述べてたうえで、次のように強調した。
私たちは本当にそれを実行する必要があります。アメリカでは、私たちはそれを実行するつもりです。他の多くの国も同じことをする必要があります。政府はもっと効率的で有能にならなければならないと思う。そして、政府が資金を受け取ったら、何が得られるかを考えてほしい。私は実際、これは非常に良いアイデアだと思う。アル・ゴアが『政府の改革』を唱えたのを覚えているだろうか。私たちは本当にそれを実行する必要がある。
ドージコインの役割と潜在的な急上昇
マスク氏は、ドージコイン(Dogecoin/DOGE)との関連で広く知られている柴犬をこの部門のマスコットに指名している。
この動きはドージコインへの関心の高まりを引き起こし、市場アナリストはDOGEの価値が急上昇する可能性があると推測。マスク氏の会社 XがDOGE決済を導入した場合、仮想通貨価格は上昇し、1ドルに達する可能性もある。DOGEの市場価値が急上昇する可能性があるということは、ミーム文化と真剣な政府の取り組みを融合させるマスク氏の能力を浮き彫りにしている。