開発者向けのdApps(分散型アプリケーション)を提供するBitskiは29日、分散型アプリケーション開発者に向けたSoftware Development Kit(SDK)である「Bitski BETA」をリリースしたことを発表した。
https://twitter.com/CodexProtocol/status/1068166553781325825
これによってdAppsの開発者は、現在、市場で最も使用されているMetamask(メタマスク)と同様な、任意のブラウザおよびデバイスからウォレットにアクセスすることができる。
Bitskiで使用される秘密鍵はエンタープライズグレードのハードウェアセクリティモジュール(HSM)に格納され、ホストされたウォレットは、ブロックチェーンゲームなどに直接リンクすることが可能である。また、今回の開発にあたって、7人の開発者を含む10のプロジェクトチームが参加した。
今回のリリースについてBitskiのCEOであるDonnie Dinch氏は次のように述べている。
「ユーザーフレンドリーで、どのプラットフォームでもアクセス可能な安全な財布をユーザーに提供するためのより良い方法があると考えています。実際、より良いウォレットの経験は、暗号空間での主流採用の次のステップ機能を触媒すると考えています。これがBitskiを構築した理由です。」
Bitskiはメタマスクと同様の機能性を目指し、今後は、ユーザーの身元確認が必要な場合や支払いに関する処理をするたびに、アプリがポップアップしてBitskiの画面が開き、ユーザーはIDにアクセスや送金、アイテムの受け取りができるようにするとのことだ。