XRP史上最大のアップデート
リップル（Ripple）によるXRP Ledger内へのAMM（Automated Market Maker：自動マーケットメーカー）の統合は、仮想通貨における変革の可能性についての議論を引き起こしていることが分かった。
リップルは最近、XRP Ledger（XRPL）内にAMMを含める計画を発表し、仮想通貨コミュニティに波紋を巻き起こした。これによってXRP がどのように変化するのか、またXRPがデジタル資産としてどのように見られるのかについての議論が始まっている。
After getting the green light via voting, how long until AMMs go live on the ledger?
— The Black Sheep 🍥 (@TheBIackSheep) October 6, 2023
投票によってゴーサインが出た後、AMMが台帳上で公開されるまでどれくらいの時間がかかりますか?
リップルのデビッド・シュワルツ（David Schwartz）CTO（最高技術責任者）は、今回の最新アップデートを称賛し、XRPLにとって最も影響力のある進歩と評価。この動きにより関係者間で期待が高まっており、AMM統合によりXRPLの機能が強化され、より大きなユーザーベースを引き込み、XRP採用と価値が高まる可能性があると期待されている。しかし、一部のコミュニティメンバーが示唆しているように、XRPがステーブルコインになるという見通しは懸念を引き起こしている。コミュニティインフルエンサーである@Digital Perspectives氏は、AMM導入とBIS（国際決済銀行）からの健全性要件の導入により、XRPがステーブルコインのカテゴリーに押し上げられる可能性があると懸念を表明した。
XRPはAMM統合で繁栄するのか
仮想通貨に特化した企業である（アノドス）の共同創設者であるパノス・メクラス（Panos Mekras）氏が介入して明確にした。
同氏は、分散型デジタル資産としてのXRPの核となるアイデンティティはそのまま残っていると強調し、特に不安定な環境において、XRPの流動性を向上させ、より多くのトレーダーを引き寄せる可能性があるAMMの潜在的な利点を強調した。AMMの統合が進むにつれて、XRPの将来に関する議論はおそらく続くと予想されている。疑問を抱いている人もいるが、XRPがより適応性が高く価値のある資産になる可能性を期待している人もいる。XRPLが進化するにつれて、XRPの役割はより明確になり、仮想通貨の世界でのその位置が形成される。
