メタマスク、NFT表示機能をまもなく導入へ

メタマスク、NFT表示機能をまもなく導入へ

主要な仮想通貨ウォレットとして知られるMetaMask(メタマスク)は21日、エクステンションとモバイルアプリにてNFT(非代替トークン)が表示できる機能を導入することを発表した。公式Twitterによると、NFTの表示機能は間も無く導入されるようで、発表時点ではエクステンションの仕上げに取り掛かっているようだ。

ConsenSysによって開発・運営され、2016年9月に正式リリースされたメタマスクは、ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨を保管することができるウォレットである。また2020年のDeFiブームの到来による急激に利用者が増加。2021年11月時点でのメタマスクの月間アクティブユーザー数が2,000万人を突破したことが明らかになっており、その人気が伺える。さらには、各チェーン上でDEXが提供されている中、メタマスクはEthereum(ERC)やBinance Smart Chain(BSC)をはじめとするPolygon(MATIC)、Avalanche(AVAX)など、複数ネットワークにも対応していることで、利便性としても業界トップの機能性を誇っている。

最近では、複数ネットワーク上でDEX関連サービスが提供されているが、対応ウォレットとしてメタマスクを採用するプロジェクトも多く、例えばNFTのマーケットプレイスとして最も知られるOpenseaに接続する際にもメタマスクが必要だ。

NFTの需要増加

2021年の仮想通貨市場では、NFTと呼ばれる非代替トークンが急激に成長した年である。2021年11月には、ソーシャルメディア大手Facebookのマーク・ザッカーバーグ(Mark Zuckerberg)CEO(最高経営責任者)は、Facebookの社名をMetaにリブランドし、NFTサポートを計画していることを明らかにした。ここからNFTは仮想通貨市場だけで盛り上がる市場ではなくなっている。最近では、多くの日本国民が見守る中、ロシアの宇宙船「ソユーズ」から宇宙に飛び立った株式会社スタートトゥデイの前澤友作氏が、世界初となる宇宙からNFT発行を発表しており、NFT市場が世界中のトレンドになっていることが伺える。

Facebookが会社名をメタにリブランドしてNFTサポートを計画

2021.11.01

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