ワールドコインが2024年にケニアで事業再開か
アイリス生体認証(虹彩スキャン)仮想通貨プロジェクトであるワールドコイン(Worldcoin/ WLD)は、アフリカの国での事業再開を許可するケニア当局との合意に達したと伝えられている事が判明した。
ワールドコインの代表者らは「ケニアの要件を満たすために規制当局と直接協力している」と述べている。報道によると、ワールドコインの代表者らはケニア当局とアイリス生体認証仮想通貨プロジェクトが新たなガイドラインに基づいて運営を再開することを許可する合意に達した可能性があるという。同報告書は匿名の情報提供者の話を引用し、2024年初めに起こる可能性が高いと述べているという。
当局はワールドコインによる活動ライセンスは未取得と断言
ワールドコインが眼球スキャンに同意したユーザーへのWLDトークン配布を再開する予定であるという。
この主張は、当NEXTMONEYの特集記事「ケニア議会がワールドコイン(Worldcoin)構想の即時停止を要請」で報じたように、ケニア当局による活動停止から数カ月しか経ていない。
同国規制当局はワールドコインが東アフリカの国で活動をするために必要なライセンスを持っていないと断言している。停止後、ワールドコインの代表者らはケニアを訪れ、同国の立法機関に出席。しかし、Citizen Digitalのレポートによると、ワールドコインは規制当局が当初提起した懸念を満たした可能性があり、情報提供者は次のように述べている。
ワールドコインは、特に議会が新しい規制を検討している中で、ケニアの要件を満たすために規制当局と直接協力しています。奨学金は今後も継続され、全国の拠点に拡大される予定だ。
しかし報告書は、ケニア議会がワールドコインのような事業体を導く新たなデータ規制をいつ可決する予定であるかについては現段階では明らかにしていない。