Facebookが社名をMetaにリブランド
ソーシャルメディア大手Facebookのマーク・ザッカーバーグ(Mark Zuckerberg)CEO(最高経営責任者)は、Facebookの社名をMetaにリブランドし、NFTサポートを計画していることを明らかにした。
Announcing @Meta — the Facebook company’s new name. Meta is helping to build the metaverse, a place where we’ll play and connect in 3D. Welcome to the next chapter of social connection. pic.twitter.com/ywSJPLsCoD
— Meta (@Meta) October 28, 2021
Facebook会社の新しい名前。メタは、3Dでプレイして接続する場所であるメタバースの構築を支援しています。社会的つながりの次の章へようこそ。
FacebookConnectイベントで、ザッカーバーグCEOは、本社の親指を立てるサインを青い無限大記号に書き換え、社名をMetaという名称に変更したと発表。社名変更について同氏は、次のように述べた。
現在、当社のブランドは1つの製品と密接に関連しているため、同社が現在行っていることや達成したいと考えていることを完全には反映していません。私たちはテクノロジーを構築する会社です。時間が経つにつれて、私たちはメタバース企業として見られることを願っています。
さらに同CEOは、新たな社名であるMetaが、12月1日から新しい株式相場表示「MVRS」のシンボルで取引を開始することも明らかにした。
機体の高まる新タナインターネット形態
Facebookは仮想現実と拡張現実のライブストリームで社名の変更について、仮想世界のデモビデオを表示することに加えて、メタバースが何を伴うかについての詳細情報を明らかにしている。
Reuters「LIVE: Mark Zuckerberg speaks at Facebook’s annual AR/VR conference」より動画引用
※動画は全編英語で放映されており、日本語訳が必要な場合は、画面右下に表示されているアイコンの中から、「字幕」アイコンをクリックし、次に「設定」アイコンをクリックし、表示されるメニューの中から、「字幕」⇒「自動翻訳」⇒「日本語」の順に設定することで、大まかな日本語訳が表示されます。
このメタバースとは、人々がVR(仮想現実)およびARベース(拡張現実)環境を介して接続および通信できる没入型3Dインターネット環境であり、新たなインターネットの形として期待が集まっている。実際、FacebookはHorizonと呼ばれるメタバースソーシャルプラットフォームの構築テストを実施しており、Oculusヘッドセット用のVRを長年にわたって開発している。そのため、今回の社名の変更はFacebookがメタバースに注力していくことの現れであり、新しいビジョンがより明確になったと考えられる。
また、Facebookは、VR / ARユニットへの投資や、Facebookの従業員の約20%がすでに仮想現実と拡張現実に取り組んでおり、2021年の全体的な営業利益が約100億ドル(約1兆1,400億円)減少すると発表している。
大規模なエンジニア募集
2021年10月初めにFacebookは、メタバースの開発のために、EUで10,000人のエンジニアを雇う計画を発表している。
新たにブランド化されたMetaという名称がメタバースへの決定的な推進力なのか、それとも人気のソーシャルメディアプラットフォームFacebookに対する主張を隠すためのものであるのか、様々な憶測を呼んでいる。