スタートトゥデイの前澤友作氏が世界初、宇宙からNFT発行を発表

前澤友作氏がNFT発行

12月8日午後4時38分にカザフスタンのバイコヌール宇宙基地から打ち上げられたロシアの宇宙船「ソユーズ」に乗船している株式会社スタートトゥデイの前澤友作氏が、世界初、宇宙からNFT発行を発表した事が分かった。

ホットな話題を提供し、注目を集め続けている自称“お金持ちおじさん”こと前澤氏が、宇宙空間で撮影した写真「Rendezvous(ランデブー)」を、滞在中の国際宇宙ステーション(※以下、ISS)から、NFT(非代替性トークン)として発行したことが発表された。宇宙からNFTが発行されるのは世界初であり、発行にはNFTに特化したブロックチェーン「Palette(パレット)」を採用し、関連会社の株式会社ARTTODAYがプロデュースしている。

Rendezvousの詳細

NFTとして発行されたRendezvousは、宇宙船ソユーズが、国際宇宙ステーションへドッキングされる直前、ソユーズ左側窓から、前澤氏によって、iPhone 12 Pro Maxを使用して撮影したものとのこと。

ARTTODAY公式サイトによると、撮影の際はカリブ海プエルトリコ上空を飛行。同氏のよって撮られた写真には、ISSのほか、ドミニカ共和国やカリブ海の島々などが収められているという。なお、作品のメタ情報として、撮影地の緯度、経度、高度が記録されているとのこと。Rendezvousには、撮影直前の同氏の宇宙前船内での様子を記録した動画ファイルや、撮影時点の管制官と船長が交信する動画ファイルが含まれているという。

ARTTODAYの概要

株式会社ARTTODAYは、HashPaletteの吉田世博CEO(最高経営責任者)と前澤氏の共同出資企業であり、NFTの流通に最適化されたブロックチェーンネットワーク「Palette」の開発およびNFT関連システムの開発・販売・コンサルティングを行っている、2020年医設立されたスタートアップ企業である。

同社は2020年からNFTに特化したブロックチェーンPaletteの開発を実施しており、同社が発行するユーティリティトークンのパレットトークン(Palette Token/PLT、[ERC-20準拠])は2021年7月末に上場。今回のプロジェクトでは、クロスチェーン機能による高流通性、独自ガスレス設計が、宇宙におけるアート、エンターテインメント分野での価値創造を地球環境へ負荷をかけず継続的に実現できる永続性が評価され、採用されたとのこと。

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