カリフォルニア規制当局が複数の仮想通貨口座を調査へ
DFPI(California Department of Financial Protection and Innovation=カリフォルニア州金融保護イノベーション局)が、複数プロバイダーの仮想通貨口座活動を精査している事が分かった。
DFPIは、プロバイダーが部門の権限内の法律に違反しているかどうかを確認することを目的に、複数仮想通貨プロバイダーの調査を開始。7月12日(火曜日)、仮想通貨口座のプロバイダーが銀行や信用組合のプロバイダーとはまったく異なる運営をしていることを示す通知を発表。そのようなプラットフォームは、ユーザーが引き出しや他の口座への送金のために自分の資金にアクセスすることを制限していることを明らかにし、同省は、そのようなプラットフォームのオペレーターがユーザーから一部の情報を隠していると指摘している。
未登録証券の提供で告発された仮想通貨口座プロバイダー
7月12日に発表された声明の中で、DFPIは、BlockFiとVoyagerの行動に関する最新調査の結果、2つのプラットフォームが未登録の証券を扱っていることが判明したため、排除措置命令が発令された。
ここ数カ月は、DeFi(分散型金融)とCeFi(中央集権型金融)愛好家にとってかなりスリルあるジェットコースターのようなものであり、同様プラットフォームが規制当局の監視下に置かれることはまったく驚くべきことではない。DFPIは、金融サービスや投資の提供に従事する際には注意を払うよう住民に警告。同部門は、VoyagerDigitalやCelsiusNetworkなどに警告を発している。プロバイダーは、一般的なクリプトベア市場から発生する破産問題のため、ユーザー資金をロック。したがって、ロックアップされたアセットは、リリース時に確実に実行されていない。
なお、影響を受けるプラットフォームの1つであるVoyagerは、破産後のリストラを通じてユーザーの資金の回収計画を処理しており、ユーザーは、新しく再編成された会社のVoyager株を取得できるとのこと。
現在も調査は進行中
今のところ、DFPIは、仮想通貨を合法的に有価証券と見なすべきかどうかについて確固たる立場を確約することを差し控えているのが現状である。
撤退凍結の影響を受けた消費者に、メールまたはフリーダイヤルで連絡するように要求している。さらにクライアントは、トランザクション履歴、プラットフォームのスタッフとの通信の記録、関連するトークンとブロックチェーンに関する情報、およびその他の関連するスクリーンショットを含めることを推奨されている。