英国プレミアリーグ所属の2チームがリーグ残留のためICOを検討中

今月15日、イングランドのプロサッカーリーグプレミアリーグに属する2つのチーム”カーディフシティFC(Cardiff City Football Club)”と”ニューカッスル・ユナイテッドFC(Newcastle United Football Club)”はリーグ残留を目的とする資金調達をするため、SportyCo社のサポートの下で仮想通貨を発行するだろうと、イギリスのメディアであるThe Timesが報じた。

この2つのチームはSportyCo社と協力して証券を発行するかデジタルトークンを発行する可能性があり、これが実現すればチームは新たに特定の収益をあげることが出来、またチームに関するグッズ等の売買などでトークンを利用する事により追加の収益をあげることが可能になるだろう。

イギリスのメディアは2つのチームが財政的な問題を抱えていることを報じている。ニューカッスル・ユナイテッドFCは過去に、チームのオーナーであるマイク・アシュレイ氏の不適格な経営により損失を被っており、またカーディフシティFCはマレーシアの投資家に約1億5,000万ドル以上の借金があるとされている。

先週ブラジルの2部リーグ(セリエB)のアヴァイFCがSportyCo社とスポーツ投資会社Blackbrigeの協力を得て最初のオリジナルの仮想通貨を発行するプロサッカーチームとなったのは記憶に新しいところです。アヴァイFCは独自のトークン販売することによる20億ドルの資金調達を目標としており、これに投資した投資家達は試合のチケットやチームのグッズなどと取引ができるようになるそうである。

ブラジルのプロサッカーチームが資金獲得のため、ICOの開催を発表

2018.09.14

またブラジル代表のスーパースターネイマールが在籍していることでも有名な、フランスのサッカーチーム、パリサンジェルマンFC(Paris Saint-Germain Football Club,でも同じような計画が発表されている。