クレイグ・ライト氏に訴訟を起こす動きあり
ビットコインSVコミュニティの中心的存在であるCraig Wright(クレイグ・ライト)氏は、英国のPeter McCormack(ピーター・マコーマック)氏を名誉毀損で訴える動きがあったようだ。Peter McCormack氏が自身のTwitter上で4月18日に明かした。
※Peter McCormack氏は、What Bitcoin Did のポッドキャスター。同ポットキャストで、「Craig Wright氏がサトシ・ナカモトである。」と主張していることに関して批判的な発言がなされていた様子。
Served! pic.twitter.com/wr4uiOtQCj
— Dr. Peter McCormack (@PeterMcCormack) April 18, 2019
訴訟については、10万ポンドの請求がなされているといった内容も同氏のTwitter上で明かされている。
また、訴状については、Craig Wright氏の代理人からPeter McCormack氏に直接届いたものとみられる。
最近、Craig Wright氏が「自身を ”詐欺師” と揶揄した人物を名誉棄損で訴える」といった意向を示していることが明らかとなり、これに反応した大手仮想通貨取引所BinanceはビットコインSVの上場廃止を決めたことが大きな話題となった。また、これに追随するかたちで、仮想通貨取引所Kraken(クラーケン)や仮想通貨取引所ShapeShift(シェイプシフト)も同銘柄の上場廃止を決定している。
ビットコインSV、ブロックチェーンのReorg(リオルグ)が確認される
ビットコインSVブロックチェーンでReorg(リオルグ)が確認されたようだ。4月19日、BitMEXがTwitter上でその様子を公開した。
On 18th April 2019, our Bitcoin Cash SV node experienced 2 block re-organisations. First a 3 block re-organisation, followed by a 6 block re-organisation.
The below graphic illustrates the events. It includes the block heights, block hashes & block sizes of the relevant blocks. pic.twitter.com/0tKduVaawE
— BitMEX Research (@BitMEXResearch) April 19, 2019
Reorgとは、分岐したブロックチェーンの再編成のことで、分岐したブロックチェーンが一つのチェーンに統合される動きを指す。ブロックチェーンでは、マイナーが同時にブロックの生成を行ってしまった場合、一時的にチェーンが分岐することがある。どちらのチェーンが存続していくかは、チェーンの長さによって決定されることとなる。
これについて、BitMEXはTwitter上で、「ビットコインSVは決済に適さない」といった見解を示した。
また、「ブロックサイズの上限が大きすぎる」「ネットワーク待ち時間が長すぎる」といった指摘もなされている。
No message really, just the facts. Others can interpret what this means.
For example, perhaps one could infer that:
* The Bitcoin Cash SV network is not reliable for payments
* The block size limit on Bitcoin Cash SV is too large
* Network latency on Bitcoin Cash SV is too high— BitMEX Research (@BitMEXResearch) April 19, 2019
最近、ビットコインSVの周辺が慌ただしくなっており、話題に上がる頻度も高まっているが、今後どのような展開を見せていくこととなるのか。
仮想通貨取引所等、周辺の動向からも目が離せない。