任天堂はビットコイン準備金計画を発表するのか
仮想通貨市場の専門家は、140億ドル以上の現金準備金を持つゲームストップ(GameStop)のライバルである任天堂が、ビットコイン(Bitcoin/BTC)計画を間もなく発表すると予想している。
アナリストは、ゲームストップのライバルである任天堂が148億8,000万ドル(約2.24兆円)の現金準備金をビットコインに投入する可能性があると推測。ライバル会社であるゲームストップがビットコイン準備金を構築すると発表したことで、株価は11.65%急騰。市場アナリストは日本の大手ビデオゲームメーカー任天堂がそれに続くと予想している。
人気のビットコイン投資家ジョー・コンソルティ(Joe consorti)氏は、任天堂のバランスシートには148億ドル以上の現金があり、同社がバランスシートにビットコインを追加することで株式のパフォーマンスを向上できると主張している。同氏は、ニンテンドースイッチ2の発売が近づいている今が同社にとってビットコイン準備金採用の絶好の機会であると指摘したうえで、次のようにXへ投稿している。
Nintendo has $14.88 billion in cash on hand.
With the launch window of the Switch 2 approaching, now is the time to supercharge its equity performance by adding BTC to its balance sheet.
GameStop just set the precedent for the video game industry. It's a no-brainer, @Nintendo.
— Joe Consorti ⚡️ (@JoeConsorti) March 26, 2025
任天堂は148億8000万ドルの現金を保有している。
Switch2の発売時期が近づいている今こそ、バランスシートにBTCを追加して株式パフォーマンスを大幅に向上させるタイミングです。
GameStopは、ビデオゲーム業界の先例を打ち立てました。考えるまでもありません。
ゲームストップはビットコイン購入のため13億ドルを調達
一方のゲームストップは、主力の仮想通貨を自社の財務資産に追加した翌日、ビットコイン購入のため最大13億ドル(約1,960億円)を調達する計画を発表した。
同社はプレスリリースで、適格機関投資家への私募で、2030年満期の0.00%転換シニア債を総額13億ドルで提供する予定であると発表。さらに、債券の最初の購入者に、債券が最初に発行された日から13日以内に、債券の元本総額を最大2億ドルまで追加購入するオプションを付与する予定であることを明らかにした。
MarketWatch のデータによると、同社株価は、同社の転換社債発行計画を受けて6%以上下落しており、これらの社債の発行が既存株の希薄化につながる可能性があるとの懸念の中で起きている。特にマイクロストラテジー(MicroStrategy)のビットコイン戦略が株価に好影響を与えていることを考えると、長期的には株価が急上昇する可能性も期待されている。