ビットコインのハードフォークにより誕生した仮想通貨「ビットコインキャッシュ(BCH)」は、最近のネットワークは1日のストレステストで210万件のトランザクションを処理していたことが、アルトコインの様々な指標を比較、確認できるサイト「BitInfoCharts」により判明しており、これは時価総額3位のリップルや2位のイーサリアムの1日のトランザクションの処理数を超えた数値である。
さらにトランザクション手数料は増加しておらず、0.002ドルから0.0017ドルとわずかに減少していた。
ストレステストとは、ストレス事象を想定し処理能力を検証し、リスク管理を行う方法である。
BCHの公式サイトによると、これはBCHのメインネットとそのサービスのコミュニティ主導のテストである。
このテストを行うことにより、BCHの「ブロックチェーンの容量」と「スケーラビリティ」を確認し、開発者やサービスの実行を行っている分散型アプリケーション(DApp)のデータを提供するため、1日に数百万の処理を行うことを目指している。
BCHは9月に入り上昇率20%以上という急激な上昇を見せているが、ストレステストの結果から期待感が影響している可能性もある。
ビットコインの大幅アップデートが8日に予定されているので、BCHがどうなるかは見ものですね。まだ誕生して1年ちょっとの通貨がどう技術革新をしていくのかには期待をよせてもいかもしれませ。他のHFのコインは軒並み退場しているにもかかわらず、BCHがこの価格を維持てきているのは、Bitmain社とロジャーバー氏の影響が大きいでしょう。
しかし、その2台巨頭が多くのBCHを保有しているということに関しては懸念をしていかなければなりません。