Kraken、NvidiaやETFのトークン化株式で利回りを生み出す「xStocks保管庫」を提供開始

KrakenがxStocks保管庫を提供開始

仮想通貨取引所Kraken(クラーケン)は、NVIDIA(エヌビディア)株および米国主要ETF(上場投資信託)をトークン化した資産を対象に、オンチェーンで利回り運用を行えるxStocks保管庫(Vault)の提供を開始した

日本語訳:
xStocksFi VaultsがKrakenで利用可能になりました。S&P500、Nasdaq-100、またはNVIDIAのxStocksを保有していますか?Vaultに預け入れると、投資を継続しながら最大2%のAPYを獲得できます。

対象となるのはSPYx(SPDR S&P 500 ETF Trust連動)、QQQx(Invesco QQQ Trust連動)、NVDAx(Nvidia連動)の3銘柄だ。EEA(欧州経済領域)などの適格顧客を対象としており、米国、英国、カナダ、オーストラリアなどは対象外となっている。

xStocks保管庫の仕組みと運用プロセス

ユーザーはKrakenなどを通じて対象のxStockを割り当てると、資産はKrakenのL2ネットワーク「Ink」上の組み込み型セルフカストディ・ウォレットへ移動し、Vedaのインフラを用いた保管プールに預け入れられる。

その後、Sentora(セントラ)が資産をSolana(ソラナ)ネットワークへクロスチェーン転送し、Kamino(カミノ)のレンディング(貸付取引)市場でステーブルコインを借り入れるための担保として活用する。

借り入れた資金は特定のDeFi(分散型金融)戦略に投入され、発生した運用益は元のxStockに自動で変換されて複利的に還元される。初期展開における推定純利回りは、SPYxとQQQxが2%、NVDAxが1.8%に設定されている。プロトコル側で25%の運用成果報酬が差し引かれるが、追加のプラットフォーム手数料やInkネットワークでのガス代は発生しない。

利用に伴うリスクと注意点

このサービスには、通常のトークン保有とは異なる特有のリスクが存在する。担保を利用したレンディング構造にはレバレッジが伴うため、市場の急変や流動性の低下時には清算(ロスカット)が発生するリスクがある。

また、スマートコントラクトの不具合、クロスチェーン実行時の問題、ステーブルコインのペグ喪失などが起きた場合、プール全体の残高が減少して損失がユーザー間で比例配分される可能性がある。

出金時には3日間の待機期間が設けられており、その間も価格変動の影響を受け続ける。さらに、これらはトークン化された資産であるため、従来の株式とは異なり、直接的な株主としての所有権、議決権、配当受領権などは付与されない。

 

ABOUTこの記事をかいた人

NEXT MONEY運営です。 「話題性・独自性・健全性」をモットーに情報発信しています。 読者の皆様が本当に望んでいる情報を 日々リサーチし「痒いところに手が届く」 そんなメディアを目指しています。