Coinbaseウォレット、モバイルでの無期限先物取引を高速化する「パルスモード」を追加

Coinbaseウォレットにパルスモードが追加される

Coinbase(コインベース)は、アプリケーションの名称を「Coinbase Wallet」へと変更したことに伴い、モバイル環境での無期限先物(パーペチュアル)取引を高速化する新機能「Pulse Mode(パルスモード)」をリリースした。

Coinbaseウォレットが名前を復活させ、Baseアプリは取引中心へ移行

2026.09.11

この新たな機能は、暗号資産デリバティブ市場へのアクセスを大幅に簡素化し、トレーダーにより直感的な取引体験を提供することを目的としている。

日本語訳:
Coinbaseウォレットのパルスモード アプリをダウンロードして試してみましょう

Coinbaseのブライアン・アームストロング(Brian Armstrong)CEO(最高経営責任者)が自身の投稿で発表したこの機能は、セルフカストディ型(自己管理型)のウォレット内で展開されている。同社の公式情報によると、この製品は現物暗号資産、トークン化された株式、コモディティ、予測市場に加え、無期限先物取引にも対応している。

Pulse Modeは、高度な設定を一度に表示するのではなく、市場の方向性、ポジションサイズ、約定(取引の実行)に重点を置いたインターフェースとして再構成されている。これにより、ユーザーはアプリを離れることなく、レバレッジを効かせたロングおよびショートのポジションをスムーズに保有できるようになった。なお、モバイルアプリ上の無期限先物市場はHyperliquid(ハイパーリキッド)のシステムによって稼働している。

無期限先物契約にはあらかじめ定められた満期日が存在せず、トレーダーは証拠金要件を満たし、ファンディングレート(資金調達率)の調整を行いながらポジションを維持し続ける仕組みとなっている。

地域的な制限と利用リスク

Coinbase Walletのアプリ掲載情報では、無期限先物取引は特定の管轄区域に居住する米国以外のユーザーのみが利用可能であると明記されている。

同社はこれらの取引に伴う大きなリスクを警告しており、米国のユーザーがウォレットをダウンロードするだけでパルスモードを利用できるわけではない。利用資格は居住地域やコンプライアンスチェックによって厳格に管理されている。

レバレッジを伴う取引では、価格が予想と逆行した際に強制決済(清算)のリスクが生じるため、ユーザーは自身の責任においてリスク管理を行う必要がある。

アプリの刷新と今後の展望

今回のパルスモードの導入は、アプリケーションの名称を「Base App」から「Coinbase Wallet」へと戻した動きと連動している。

自己管理型の取引機能を中心としたブランド戦略へと回帰し、マルチチェーン構造を通じてさまざまな資産取引をサポート。Coinbaseは「あらゆる取引に対応する取引所」の実現を掲げており、今後は詳細な利用規約や手数料などのドキュメント拡充が期待されている。

 

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