スペイン当局がPolymarketとKalsh2つの予想サイトをブロック
スペインは、ギャンブルライセンスなしで運営していたとして、予想サイトPolymarket(ポリマーケット)とKalshi(カルシ)の2サイトをブロックしたことが明らかになった。
スペインDGOJ(スペイン賭博規制総局)は、社会権・消費・2030アジェンダ省が2026年5月26日(火曜日)付の官報で正式な制裁手続きを発表したことを受け、インターネットサービスプロバイダーに対し、PolymarketとKalshiへのアクセスを遮断するよう命じた。この命令は、予測市場プラットフォームがギャンブル法に違反しているとの疑惑に対処するための予防措置として、のものだ。
スペインは、必要な行政許可を得ずに不確実な将来の結果に賭ける金銭を伴うギャンブルを提供していたとして、両プラットフォームを違法ギャンブル事業者と認定。当局は、金銭を伴う賭けを受け付けるすべてのオンライン事業者にスペインのギャンブル法で義務付けられている年齢確認、自己排除メカニズム、本人確認等の安全対策が全く講じられていないことを指摘。DGOJは同日の通知の中で次のように述べている。
スペイン領内でこうした市場を運営するには、特別な行政許可を取得する必要があります。DGOJは、スペインでは他の欧州諸国と同様に、不確実な将来の結果に賭ける予測市場はギャンブルとみなされることを改めて国民に周知したい。
なお、このブロックは7~10日以内に発効し、調査が終了するまでの約3~4カ月間継続される見込みだ。
世界的な規制強化が予測市場業界におよぼす影響
Polymarketは約150億ドル(約2.4兆円)の時価総額、Kalshiは約220億ドル(約3.5兆円)で、両プラットフォームは合わせて2024年の米国大統領選挙前後に数十億ドル規模の取引量を処理。スポーツ、地政学、企業イベント契約へと事業を拡大し続けている。
これらの取り締まりは、こうした事業を完全に排除するものではないものの、欧州および新興市場へのアクセスを著しく制限するものとなっている。米国では、CFTC(商品先物取引委員会)がKalshiの連邦監督下での事業運営権を積極的に擁護。独自の規制を試みる州を提訴する動きを見せており、規制の枠組みは州によって異なっている。
今回の措置は、先日インドネシアにて同国政府による禁止措置に続くもので、ウクライナ、オーストラリア、シンガポール、スイス、フランス、ポーランドなど、他の国々もPolymarketへのアクセスを制限しており、米国でも州レベルでの取り締まりや規制に直面している。
























