GENIUS準拠Tetherの米国ステーブルコイン「USAT」がCeloで始動
テザー(Tether)社は、米国のGENIUS法に準拠したドルペッグ型ステーブルコインUSAT(USA₮)をCelo(セロ)ブロックチェーン上で正式に展開した。
BREAKING: USA₮ is now live on Celo!
The US Dollar-backed stablecoin issued by @Anchorage & supported by @Tether is deployed on Celo, the most widely adopted network for stablecoin payments — with mint, burn & gas currency support on day one
Why Celo & how to get USA₮ ↓ pic.twitter.com/KiIgpoCM7B
— Celo (@Celo) July 29, 2026
速報:USA₮がCeloで利用可能になりました!@Anchorageが発行し、 @ tetherがサポートする米ドル裏付けステーブルコインが、ステーブルコイン決済で最も広く採用されているネットワークであるCeloに展開されました。初日からミント、バーン、ガス通貨のサポートも提供されます。
これまでイーサリアム(Ethereum)のみで稼働していたUSATにとって、Celoは2番目のメインネットとなった。
USATは、連邦政府の認可を受けたAnchorage Digital Bank(アンカレッジ・デジタル・バンク)が発行を担い、準備金管理をCantor Fitzgerald(キャンター・フィッツジェラルド)が手がける信頼性の高いデジタルドルである。今回の展開により、ユーザーは安全性と透明性を兼ね備えたデジタルドル決済に素早くアクセスできるようになる。
ガスの代用も可能に!利便性を高める独自の手数料システム
Celo基盤の大きな強みは、利便性の高い手数料=ガス代設計にある。CeloのCIP-64アップグレードによる「手数料抽象化」を活用することで、USAT自体をガス代の支払いに充てることが可能となった。
これにより、ユーザーは送金時や取引時にネットワーク専用の独自トークンを別途用意する必要がなくなり、Web3初心者にとっても日常使いしやすい環境が整っています。
ステーブルコインの需要が非常に高いCeloのネットワーク環境
Tether社がCeloを選択した背景には、同ネットワークにおけるステーブルコインの圧倒的な利用実績がある。
Celoは全ブロックチェーンにおけるUSDT送金の約28%を占める最大の流通ハブであり、ネットワーク上のガス料金の半分以上がすでにステーブルコインで支払われている。さらに、Celoは2026年第2四半期にユーザー数が67%増加するなど、活発な成長を続けている。こうした既存のユーザー基盤が、USATの円滑な浸透を後押しすると期待されている。
1,800万人超のウォレット統合と給与決済市場への進出
USATのリーチは今後さらに拡大する見込みで、特に、1,800万人以上の利用者を抱えるOpera(オペラ)のモバイルウォレットMiniPay(ミニペイ)が近々の統合を予定しているほか、Valora(ヴァローラ)やUniswap(ユニスワップ)など各種Defi(分散型金融)プロトコルへの対応も進んでいる。
また、Tether社はPact Labs(パクト・ラブス)への出資などを通じて、年間11兆ドル(約1,798.7兆円)規模に達する米国の給与・決済市場へUSATを組み込む構想も進めている。
将来的なイーサリアムLayer2(OPスタック)移行を控えるCeloの低コスト環境と組み合わさることで、USATは暗号資産取引の枠を超え、現実社会の決済インフラとしての地位を確立しようとしている。
























